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ソフトバンク千賀滉大が7年連続2桁勝利狙う、後がない西武はエンスに託す

2022 9/4 11:00SPAIA編集部
ソフトバンク千賀滉大と西武エンス,ⒸSPAIA
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新型コロナから復帰2戦目の千賀

ソフトバンク千賀滉大と西武エンスのインフォグラフィック


ソフトバンク千賀滉大が4日の西武戦(PayPayドーム)に先発する。今季は17試合に登板して9勝4敗、防御率1.94。新型コロナ感染で抹消され、8月28日に復帰してから2戦目のマウンドだ。

その28日の日本ハム戦では6回4安打9奪三振無失点の好投で9勝目。首位攻防3戦目の今日はさらに投球回数を伸ばせるだろう。

西武戦は2試合で1勝1敗、防御率4.50。7月29日の一戦では山川穂高に一発を浴びるなど5回5失点だった。やはり主砲のパワーには細心の注意が必要だ。とはいえ、平均154.6キロのストレートと同136.7キロの「お化けフォーク」は健在。フォークの被打率は.103とほとんど打たれていない。

今日勝てば7年連続2桁勝利となり、かねてからメジャー希望を公言している千賀が仮に今オフ、海外FA宣言すれば最高の売り材料となるだろう。チームも優勝争いで一歩抜け出すことができるだけに。千賀にとっては極めて重要なマウンドとなりそうだ。

西武エンスは8月4戦3勝

一方、首位攻防戦に連敗して負けられない西武は、ディートリック・エンスが先発する。今季は19試合登板で9勝6敗、防御率2.83をマーク。8月は4試合に登板して3勝を挙げるなど調子を上げている。

ソフトバンク戦は2試合で1勝1敗、防御率3.86。7月31日の対戦では4.1回4失点で負け投手となっている。

ペナント奪回のためには絶対に負けられない一戦。相手先発は千賀だけに、まずはエンスが試合を作ることが絶対条件となる。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・原樹理-中日・髙橋宏斗(神宮)
阪神・西純矢-巨人・赤星優志(甲子園)
広島・玉村昇悟-DeNA・京山将弥(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・早川隆久-日本ハム・加藤貴之(楽天生命パーク)
ロッテ・小島和哉-オリックス・宮城大弥(ZOZOマリン)

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