菅野智之、苦手ヤクルト戦初勝利なるか

今日30日から京セラドーム大阪で行われる5位・巨人と首位ヤクルトの2連戦。初戦は巨人・菅野智之、ヤクルト・小澤怜史の両右腕が先発する。
巨人先発の菅野は、今季ここまで17試合に先発して7勝6敗、防御率3.34、QS(6回以上自責点3以下)は12度記録している。前回登板した23日の中日戦(東京ドーム)では、8回110球を投げて2安打無失点の快投。6月2日ソフトバンク戦(東京ドーム)以来の白星を挙げ、チームの連敗も6で止めた。
ヤクルト戦には今季3試合に登板して0勝2敗、防御率10.80と目も当てられない数字が並ぶ。その一方で、今季50号に王手をかけ、14打席連続出塁中の村上宗隆に対しては7打数1安打の打率.143と抑えている。村上を中心に勢いのあるツバメ打線に対してどのような投球を見せるのか注目だ。
チームは28日の広島戦(マツダスタジアム)に敗れ、5位に転落した。まずは初戦、エースの快投で好調ヤクルトにストップをかけるとともに、チーム浮上の足がかりをつかみたい。
G戦防御率2.25の小澤怜史
一方、ヤクルト先発の小澤は今年6月26日に支配下登録されて以降、8試合に登板(先発は6試合)して2勝1敗、防御率4.11、2QSの成績。前回登板した21日の中日戦では、5回80球を投げて6安打2失点と試合を作った。そこから中8日で今日の登板を迎える。
巨人戦には今季3試合に登板(先発は2試合)して1勝0敗、防御率2.25、QSも2度記録するなど好投を見せている。ただし、巨人打線の中では、吉川尚輝に7打数3安打、中田翔に6打数4安打1本塁打と打たれているだけに、今日の対戦でも警戒が必要だろう。
チームは2位DeNAに3連勝。最短で31日にもマジック19が再点灯する可能性がある。自身のピッチングでチームの連勝をさらに伸ばすことができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・今永昇太-中日・松葉貴大(横浜)
阪神・青柳晃洋-広島・森下暢仁(甲子園)
【パ・リーグ】
楽天・則本昂大-オリックス・山岡泰輔(楽天生命パーク)
西武・髙橋光成-日本ハム・上沢直之(ベルーナドーム)
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