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対DeNA無敗の阪神・青柳晃洋か、前回完投勝利の今永昇太か 今季3度目のエース対決

2022 8/23 11:00SPAIA編集部
阪神・青柳晃洋とDeNA今永昇太,ⒸSPAIA
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今季DeNA戦無敗の青柳晃洋

阪神・青柳晃洋とDeNA今永昇太のインフォグラフィック


今日から京セラドーム大阪で行われる3位・阪神と2位DeNAの3連戦。初戦は青柳晃洋と今永昇太の両エースが激突する。

阪神先発の青柳は今季ここまで18試合に先発して12勝2敗、防御率1.55、QS(6回以上自責点3以下)も16度記録と好投を続けている。ただし、8月は3試合に登板して防御率2.81と少し調子を落とし気味だ。

前回登板した16日のヤクルト戦(神宮)では、4回61球を投げて4安打4失点(自責は3)。2試合連続完封中と相性の良かった敵地で、まさかのKOを喫した。そこから中6日で今日の登板を迎える。

DeNA戦は今季4試合に先発して3勝無敗、防御率2.63の好成績。ただ前回登板(今月6日・横浜)では6回2失点、同点の状況で降板し、チームはその後サヨナラ負け。エースとしての責任を果たすことができなかった。今日はそのリベンジを果たすべく、京セラドームのマウンドに上がる。

自身3連勝中の今永昇太

一方、DeNA先発の今永はここまで14試合に登板して7勝3敗、防御率2.73、QSも10度記録するなど安定感抜群の投球を見せている。

阪神戦には3試合に先発して1勝2敗、防御率4.50。一見数字はよくないが、前回対戦では今日先発の青柳と投げ合って、9回2失点で完投勝利を挙げており、苦手意識はない。

前回登板した16日の巨人戦では、7回117球を投げて8安打を許すも、失点は岡本和真に浴びた1発による1点のみで、自身3連勝を飾った。この日からチームは今季初の6連勝。本拠地・横浜スタジアムでの連勝も17まで伸ばし、首位ヤクルトにも4ゲーム差まで迫っている。

イケイケムードの中、今日もエース対決を制してさらにチームを上昇気流に乗せることができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・菅野智之-中日・勝野昌慶(東京ドーム)
ヤクルト・石川雅規-広島・森下暢仁(神宮)

【パ・リーグ】
日本ハム・鈴木健矢-オリックス・山岡泰輔(釧路)
楽天・則本昂大-ソフトバンク・石川柊太(楽天生命パーク)
ロッテ・石川歩-西武・髙橋光成(ZOZOマリン)

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