阪神戦4度目先発で初勝利狙うシューメーカー
東京ドームで行われている巨人-阪神の伝統の一戦は、ここまで阪神が2連勝して今日の第3戦目を迎える。
何としてでも一矢報いたい巨人の先発はシューメーカー。今季ここまで16試合に先発して4勝7敗、防御率4.36、QS(6回以上自責点3以下)は8度と、いま一つの数字が並ぶ。白星からも6月25日のヤクルト戦で勝利して以来、約2か月遠ざかっている。
それでも前回登板した14日の広島戦では、5回90球を投げて5安打無失点に抑える投球を披露。降板後に同点に追いつかれたため白星こそつかなかったが、チームの勝利につながる好投だった。そこから中6日での登板となる。
阪神戦には4試合に先発して0勝3敗ながら防御率2.74、3QSとまずまずの成績。直近の7月14日の登板でも7回途中3失点に抑えるも、味方の援護がなく黒星を喫している。阪神戦初勝利目指して今日も猛虎打線相手に奮投し、味方の援護を待ちたい。
復帰後安定した投球続ける才木浩人
一方、阪神の先発は才木浩人。1148日ぶりの1軍マウンドとなった7月3日の中日戦で白星を手にした右腕は、ここまで4試合に登板して2勝1敗、防御率1.90、QSも3度記録するなど安定した投球を見せている。
前回登板した11日のDeNA戦では、今季最長となる6.2回、今季最多95球の熱投を見せるも、2本塁打を含む8安打4失点(自責は3)で、今季初黒星を喫した。そこから中9日空けて敵地のマウンドに上がる。
巨人戦は2018年8月8日の東京ドーム以来の登板となる。チームは3連勝と上昇ムード。自身の投球で今日も勝利に導き、上位2チームに少しでも迫りたいところだ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・京山将弥-広島・大道温貴(横浜)
中日・上田洸太朗-ヤクルト・小澤怜史(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
楽天・藤平尚真-ロッテ・小島和哉(楽天生命パーク)
西武・D.エンス-オリックス・椋木蓮(ベルーナドーム)
ソフトバンク・和田毅-日本ハム・加藤貴之(PayPayドーム)
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