巨人・堀田が東京ドーム初勝利目指す
東京ドームで行われている巨人-阪神の伝統の一戦、今日の2戦目は巨人が堀田賢慎、阪神は藤浪晋太郎が先発する。
堀田は青森山田高からドラフト1位で入団して3年目の21歳右腕。1年目に右肘のトミー・ジョン手術を受けたため、オフに育成選手として再出発。今季開幕前に支配下登録へ復帰した。プロ初先発となった3月31日のヤクルト戦(神宮)では、6回5安打無失点の好投でプロ初勝利。しかし、その後の4試合では最長4イニング投げるのが精一杯と、プロの壁にぶつかった。
7月5日に登録抹消後、約1か月間の二軍調整を経て迎えた後半戦。初登板となった8月5日のヤクルト戦(神宮)で、7回2安打1失点とプロ初先発以来の好投を見せ、2勝目を手にした。
前回登板した12日の広島戦(東京ドーム)では、4.1回6安打4失点。本拠地初白星をあと一歩のところで逃している。初めての伝統の一戦となる今日の登板で、東京ドーム初勝利を手に入れることができるか。若さ溢れるはつらつとしたピッチングに期待したい。
藤浪晋太郎が後半戦3度目の先発
一方、阪神先発の藤浪晋太郎は、今季ここまで10試合に登板(先発は5試合)して0勝2敗、防御率3.41の成績。開幕から3戦先発として登板後リリーフに回っていたが、後半戦から先発に復帰した。
復帰初戦となった6日の広島戦(マツダ)は6.1回7奪三振2失点。前回登板した13日の中日戦(京セラドーム大阪)では7回10奪三振1失点と、ともに好投を見せるも今季初勝利とはならなかった。今日の伝統の一戦で3度目の正直を狙う。
今季巨人戦には4月1日に1度登板(東京ドーム)して4回88球7安打4失点。坂本勇人、ポランコ、大城卓三に本塁打を浴び、一発に泣いた格好だ。今日はその雪辱を晴らすとともに、2021年4月16日のヤクルト戦(甲子園)以来となる先発白星を目指す。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・石田健大-広島・遠藤淳志(横浜)
中日・小笠原慎之介-ヤクルト・原樹理(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
楽天・田中将大-ロッテ・E.ロメロ(楽天生命パーク)
西武・與座海人-オリックス・宮城大弥(ベルーナドーム)
ソフトバンク・武田翔太-日本ハム・上沢直之(PayPayドーム)
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