安定感抜群の松葉貴大

バンテリンドームで行われている最下位・中日と4位・巨人の3連戦。昨日は巨人先発の戸郷翔征が8回1失点の熱投を見せ、巨人が2-1で接戦を制した。これで1勝1敗となり、今日3戦目はカード勝ち越しのかかる一戦となる。
中日の先発は松葉貴大。今季ここまで12試合に登板して4勝3敗、防御率2.81と好調。7月は新型コロナウィルス感染による離脱がありながら、3試合に先発して計18イニングを投げ、7失点と試合を作っている。
巨人戦には今季4月23日(バンテリンドーム)に1度登板して、5回66球を投げて4安打1失点に抑えるも、打線の援護なく黒星を喫した。今日はそのリベンジを期してマウンドに上がる。
前回登板した7月31日の広島戦(マツダスタジアム)では5回52球を投げ、4安打1失点の好投でチームを勝利へと導いた。そこから中10日空けて迎える今日の登板でも先発投手としての役割を果たし、チームに白星を呼び込む投球を見せたい。
後半戦初勝利もたらした山﨑伊織
一方、巨人の先発は山﨑伊織。ここまで13試合に登板(先発は12試合)して3勝3敗、防御率3.41とまずまずの成績を残している。
中日戦には2試合先発して6回3失点(自責は2)、5回2失点と試合は作っていた。ただし、岡林勇希に5打数2安打の打率.400、大島洋平と阿部寿樹には6打数3安打の.500と、上位打線の3人とは相性が悪いだけに、立ち上がりから注意が必要だろう。
前回登板した4日の阪神戦(東京ドーム)では、自己最長の8回109球を投げ、3安打無四球無失点と好投。自らタイムリーも放つなど獅子奮迅の活躍で、チームに後半戦初勝利をもたらした。
ここからチームは4連勝で4位に浮上。今日も自身のピッチングでさらにチームを勢いづけることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・石田健大-阪神・才木浩人(横浜)
広島・野村祐輔-ヤクルト・サイスニード(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・鈴木健矢-西武・松本航(札幌ドーム)
ロッテ・種市篤暉-ソフトバンク・C.レイ(ZOZOマリン)
オリックス・宮城大弥-楽天・弓削隼人(京セラドーム大阪)
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