「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

ソフトバンク大関友久が球宴登板から中3日で先発 西武・與座海人は得意の鷹狩りなるか

2022 7/30 11:00SPAIA編集部
ソフトバンク大関友久と西武・與座海人,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

雪辱を期す大関友久

ソフトバンク大関友久と西武・與座海人のインフォグラフィック


パ・リーグでは後半戦の開幕カードから首位攻防戦が組まれ、ソフトバンクと西武が火花を散らしている。昨日の初戦は5-2で西武が勝利。0.5差で西武が首位に立ち、さっそく順位が入れ替わった。今日2戦目の先発はソフトバンク大関友久と西武・與座海人。今季先発ローテを勝ち取った両投手が激突する。

ソフトバンクの大関は育成出身の3年目左腕。3月31日のロッテ戦でプロ初先発初勝利を挙げると、ここまで17試合に登板(先発は14試合)して6勝5敗、防御率2.70の好成績で、ローテーションの一角を担うまでに成長した。

オールスターにも監督選抜として選出されると、26日の第1戦(PayPayドーム)の先発に抜擢された。独特の緊張感の中、先頭のヤクルト・塩見泰隆、続く阪神・近本光司に連打を浴びると、DeNA・牧秀悟に犠飛を許し打者3人で1失点。それでも後続は断ち、1回1失点で大役を果たした。そこから中3日での先発登板となる。

西武とは4月10日に敵地ベルーナドームで対戦。4.2回94球を投げ、オグレディに本塁打を浴びるなど5失点を喫し、KOされた。今日はそのリベンジを期して本拠地のマウンドに立つ。

対戦防御率2.04と鷹得意の與座海人

一方、西武先発の與座は今季12試合に登板(先発は11試合)して7勝3敗、防御率2.44と安定した投球を見せ、プロ5年目にして先発ローテに定着している。

前回登板した18日の日本ハム戦では、5回89球を投げて8安打を打たれながら1失点に抑える粘投で、チームトップの7勝目を手にした。そこから中11日空けての登板となる。

ソフトバンク戦にはここまで3試合に登板(先発は2試合)して、1勝1敗、防御率2.04と好相性。負け投手となった7月3日の試合でも6回3失点と試合は作っていた。

鷹を得意にしてはいるが、先発時はまだ今季白星を挙げられていない。首位攻防の大事な一戦で好投を見せ、チームに価値ある1勝をもたらすことができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
阪神・才木浩人-ヤクルト・小澤怜史(甲子園)
広島・D.アンダーソン-中日・小笠原慎之介(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・田中将大-日本ハム・田中瑛斗(楽天生命パーク)
ロッテ・小島和哉-オリックス・東晃平(ZOZOマリン)

【関連記事】
プロ野球AI勝敗予想
ドラフト下位指名から逆襲した選手たち、ソフトバンク育成枠は原石の宝庫
松坂、松井稼、工藤ら実績者の名前がズラリ 西武が自由契約から獲得した選手は?