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村上宗隆オールスターMVP宣言!佐々木朗希は9連続三振「期待しないで」

2022 7/25 19:13SPAIA編集部
ロッテ佐々木朗希とヤクルト村上宗隆,ⒸSPAIA
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164キロ期待も「狙って出せるものじゃない」

プロ野球「マイナビオールスターゲーム2022」を控えた25日、前日トークイベントが福岡市内で行われ、ともにファン投票で選出された村上宗隆(ヤクルト)と佐々木朗希(ロッテ)が出席した。

セ・パ両リーグを代表する若きスターの2人だが、受け答えは好対照。村上はMVPを狙うか問われると「もちろん」と即答し、賞金300万円と聞いて「お金、欲しいですね」とリップサービスした。

一方、佐々木は江夏豊が1971年に記録した9連続奪三振について聞かれると「それは期待しないでほしいです」とポツリ。さらにオールスター最速は昨年、ビエイラ(巨人)がマークした163キロだが、164キロを期待する司会者に対し「狙って出せるものじゃないので、いつも通り投げて更新できればいいですね」と控えめに答えた。

それでも司会者は「ストレートは多めに投げるのか?」とくい下がったが、「シーズンも半分以上ストレートなので、いつも通り変化球もうまく使いながら投げたい」とどこまでもマイペース。朴訥な人柄がにじむイベントとなった。

2人は間違いなく今年のオールスターの主役。イベントでは初共演だったが、オールスターでの対決は最大の注目だ。村上は「佐々木くん、オリックスの山本由伸投手と対戦したいです。2人とも凄い投手なのでフルスイングで負けないように頑張りたい」と気合を入れれば、佐々木も「去年と今年の交流戦でけっこうホームラン打たれたので、その選手たちをアウトにできるように」と昨年の交流戦で一発を浴びた村上宗隆、今年の交流戦で本塁打を喫した岡本和真(巨人)、牧秀悟(DeNA)へのリベンジを誓った。

ホームランダービーは松山組不利?

また、ホームランダービーの組み合わせトーナメントも決定。福岡PayPayドームで行われる第1戦(26日)の第1試合が牧秀悟VS柳田悠岐(ソフトバンク)、第2試合が大山悠輔(阪神)VS山川穂高(西武)で、勝者が第3試合の準決勝に臨む。

松山・坊っちゃんスタジアムで行われる第2戦(27日)の第4試合は佐藤輝明(阪神)VS浅村栄斗(楽天)、第5試合は村上宗隆VSレアード(ロッテ)となり、勝者が第6試合の準決勝で対決。両日の準決勝勝者が決勝に臨む。

村上は「松山組の方が不利かなと思います。(勝ち上がると)3回連続で打たないといけないんで体力的な問題が」と冷静に分析。「ホームランダービーはオールスターで一番緊張するんで、温かく見守っていただければ幸いです。山川さんが一番ホームランを打つんじゃないかと予想してます」と山川の優勝を予想した。

監督はセ・リーグがヤクルトの髙津臣吾監督、パ・リーグがオリックスの中嶋聡監督が務める。第1戦は26日19時、第2戦は27日18時30分開始予定。

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