ピリッとしない投球続く髙橋優貴
東京ドームで行われている巨人と広島の3連戦は、初戦、2戦目と広島が連勝。2位から4位に転落した巨人は髙橋優貴を先発に立て、連敗ストップを狙う。
4年目左腕は今季9試合(先発は5試合)に登板して1勝4敗、防御率4.24で、QS(6回以上自責点3以下)を1度も記録できておらず、中々状態が上がってこない。前回1か月ぶりに先発した6月28日の中日戦でも、1失点ながら4.2回72球を投げて8安打を浴びるなどピリッとせず、7月1日に登録を抹消された。
ファームでは7月7日のDeNA戦に先発するも、先頭打者への2球目を頭部に当ててしまい、危険球退場。不安の残る状態のまま、中9日で今日一軍の先発マウンドへ上がる。
広島戦は今季2試合にリリーフでの登板のみ。前回対戦した5月17日の登板では、坂倉将吾に四球、小園海斗に中前打を浴び、1アウトも取れず、わずか6球で降板している。
チームは4連敗と元気がなく、昨日は先発のアンドリースが3回持たず6失点と、先発不足に悩まされている。それだけに昨季11勝を挙げたサウスポーにかかる期待は大きい。今日の登板で復調の兆しを見せることができるか。