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巨人、連敗ストップへ髙橋優貴で2位再浮上狙う 広島は野村祐輔が今季3度目の先発

2022 7/17 11:00SPAIA編集部
巨人・髙橋優貴と広島・野村祐輔,ⒸSPAIA
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ピリッとしない投球続く髙橋優貴

巨人・髙橋優貴と広島・野村祐輔のインフォグラフィック


東京ドームで行われている巨人と広島の3連戦は、初戦、2戦目と広島が連勝。2位から4位に転落した巨人は髙橋優貴を先発に立て、連敗ストップを狙う。

4年目左腕は今季9試合(先発は5試合)に登板して1勝4敗、防御率4.24で、QS(6回以上自責点3以下)を1度も記録できておらず、中々状態が上がってこない。前回1か月ぶりに先発した6月28日の中日戦でも、1失点ながら4.2回72球を投げて8安打を浴びるなどピリッとせず、7月1日に登録を抹消された。

ファームでは7月7日のDeNA戦に先発するも、先頭打者への2球目を頭部に当ててしまい、危険球退場。不安の残る状態のまま、中9日で今日一軍の先発マウンドへ上がる。

広島戦は今季2試合にリリーフでの登板のみ。前回対戦した5月17日の登板では、坂倉将吾に四球、小園海斗に中前打を浴び、1アウトも取れず、わずか6球で降板している。

チームは4連敗と元気がなく、昨日は先発のアンドリースが3回持たず6失点と、先発不足に悩まされている。それだけに昨季11勝を挙げたサウスポーにかかる期待は大きい。今日の登板で復調の兆しを見せることができるか。

カード3連勝へ野村祐輔が先発

一方、広島の先発は野村祐輔。プロ10年目の昨季、自身初めてシーズン未勝利に終わった。今季も二軍での調整が続いていたが、6月10日の西武戦(ベルーナドーム)で初先発して2年ぶりの白星を手にしている。

その後は再び二軍での調整が続いていたが、10日の中日戦(バンテリンドーム)で2度目の先発マウンドへ。6回5安打2失点(自責は1)と粘りの投球も打線の援護なく、今季初黒星を喫した。そこから中6日で今日のマウンドへ上がる。

15、16日と連勝し、チームは2位に浮上。今日も持ち味の打たせて取る投球で巨人打線を翻弄し、今季初のG戦カード3連勝へと導きたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・濵口遥大-ヤクルト・サイスニード(横浜)
阪神・J.ガンケル-中日・柳裕也(甲子園)

【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-西武・平井克典(札幌ドーム)
楽天・辛島航-オリックス・田嶋大樹(楽天生命パーク)
ロッテ・E.ロメロ-ソフトバンク・石川柊太(ZOZOマリン)

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