「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

阪神・伊藤将司がプロ初完封飾ったG戦に先発 巨人先発は対戦防御率2.12のシューメーカー

2022 7/14 11:00SPAIA編集部
阪神・伊藤将司と巨人シューメーカー,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

4連勝中の伊藤将司

阪神・伊藤将司と巨人シューメーカーのインフォグラフィック


甲子園で行われている阪神-巨人の伝統の一戦は、1勝1敗で今日の3戦目を迎える。

昨日投打がかみ合い大勝した阪神は、カード勝ち越しをかけ伊藤将司が先発。今季はここまで9試合に先発して5勝2敗、防御率2.19。QS(6回以上自責点3以下)を7度記録するなど、安定感抜群の投球を見せている。

前回登板した2日の中日戦では、7回109球を投げて3失点。8安打を浴びながらも持ち味の粘り強い投球で白星をつかみ取り、自身4連勝を飾った。先発が予定されていた先週末のヤクルト戦2試合が中止となったため、中11日で今日の登板を迎える。

巨人とは今季5月22日に甲子園で1度対戦。9回111球を投げて8本のヒットを打たれながらも無失点に抑え、プロ初完封を飾った。今日もいいイメージをもって聖地のマウンドに上がれるだろう。

昨日の大勝でチームも勢いに乗っている。安定感抜群の2年目左腕が前回同様の快投で、その勢いをさらに加速させる。

阪神戦好投続けるシューメーカー

一方、巨人の先発はシューメーカー。ここまで13試合に先発して4勝6敗、防御率4.38の成績。前回登板した7日のヤクルト戦では、2.1回47球を投げ7安打を浴び、5失点で降板。1日の広島戦でも4回途中5失点でマウンドを降りており、2試合連続でKOされている。

阪神戦は3試合に先発して0勝2敗ながら、防御率2.12と好投。甲子園でも2試合11イニングを投げて、防御率2.45と相性はいい。

ただ、気を付けたいのが左打者で、被打率が.270と対右の.205より高い。阪神打線相手でもその傾向は顕著で、大山悠輔を.125に抑えている一方、近本光司(.375)と中野拓夢(.333)の2人に3割超と打たれている。塁に出すとうるさいコンビだけに、細心の投球を心がけたい。

7月に入って防御率12.86と早くも夏バテ気味の助っ人右腕。得意の阪神戦で好投を見せ、首脳陣の信頼を取り戻すことができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
中日・笠原祥太郎-ヤクルト・小川泰弘(バンテリンドーム)
広島・D.アンダーソン-DeNA・石川達也(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之-楽天・岸孝之(静岡)
西武・今井達也-ロッテ・二木康太(ベルーナドーム)
ソフトバンク・C.レイ-オリックス・山﨑福也(PayPayドーム)

【関連記事】
プロ野球AI勝敗予想
プロ野球オールスターゲーム歴代MVP一覧、最多受賞は清原和博
阪神・才木浩人、手術を乗り越えた右腕を援護した「同期の絆」