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ローテ再編の阪神は新“巨人キラー”ウィルカーソンが中11日で先発 巨人は戸郷翔征が先陣

2022 7/12 11:00SPAIA編集部
阪神ウィルカーソンと巨人・戸郷翔征,ⒸSPAIA
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巨人戦得意のウィルカーソン

阪神ウィルカーソンと巨人・戸郷翔征のインフォグラフィック


セ・リーグは今日から前半戦の山場となる9連戦に突入。甲子園では5位・阪神と2位・巨人の伝統の一戦が行われる。阪神は先週ヤクルトのコロナ禍を受け、週末の2戦が中止となったため、ローテを大幅に再編して勝負の連戦に挑む。

初戦の先発を務めるのは新外国人右腕のウィルカーソン。ここまで11試合に先発して4勝3敗、防御率3.51とまずまずの成績だが、6月は4試合に登板して勝ち星なしに終わった。QS(6回以上自責点3以下)は1度も記録できず、防御率も9.19と不振を極めたため、6月30日の登板翌日に登録を抹消された。

中11日のリフレッシュを経て臨むのは、得意としている巨人戦。3試合に登板して2勝0敗、防御率1.50、被本塁打もゼロと、リーグ2位の得点力を誇る巨人打線を抑え込んでいる。ただ、吉川尚輝には7打数4安打の.571と分が悪く、今日の登板でも要警戒だろう。

大事な9連戦の初戦でも巨人キラーぶりを発揮し、5月27日のロッテ戦以来の白星を挙げることができるか注目だ。

戸郷翔征が今季2度目の甲子園登板

一方、巨人の先発は戸郷翔征。今季は14試合に登板してリーグ2位の8勝(3敗)を挙げ、防御率2.89、QSも12度記録するなど、安定感のある投球を続けている。阪神とは今季5月20日に甲子園で1度対戦。8回4安打無失点に抑えており、今日の試合もいいイメージでマウンドに上がることができるだろう。

前回登板した5日のヤクルト戦では、6回119球を投げ、4安打5奪三振1失点と好投。前々回の6月26日に中4日で登板して3回途中6失点でKOされたツバメ打線にリベンジし、8勝目を挙げた。

そこから中6日で上がるマウンドは9連戦の幕開けとなる大事な一戦。先発を任された右腕には、少しでも長い回を投げることが求められる。先週同様のピッチングでチームに勝利をもたらし、リーグトップタイの9勝目を挙げることができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
中日・笠原祥太郎-ヤクルト・サイスニード(豊橋)
広島・九里亜蓮-DeNA・石田健大(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
西武・松本航-ロッテ・本前郁也(ベルーナドーム)
ソフトバンク・大関友久-オリックス・J.ワゲスパック(PayPayドーム)

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