2010年ドラフト1位の後藤が中日へ
オリックスの後藤駿太外野手(29)と中日・ 石岡諒太内野手(30)の交換トレードが成立したと8日、両球団が発表した。
後藤は前橋商高から2010年ドラフト1位で入団。早稲田大の斎藤佑樹と大石達也が注目を集めたドラフトで、史上初めて抽選を3度外した末の「外れ外れ外れ1位」としても話題になった。
3拍子揃った外野手として2013年から5年連続で100試合以上に出場したが、近年は出場機会が減り、今季は26試合に出場して打率.184だった。プロ通算904試合出場で369安打、15本塁打、35盗塁、打率.220の成績を残している。コメントは以下の通り。
「オリックスにはドラフト1位指名で取っていただいて、12年間本当にお世話になったチームですので、感謝の気持ちしかありません。ここまで期待をしていただいた中で、なかなかその期待に応えられなかったことは、チームの関係者やファンの皆さんに対して本当に申し訳ない気持ちです。そんな中でも、ファームにいる時もモチベーションを上げていただいていたコーチ陣、スタッフの方々やチームメイト、そして応援に来てくださっていたファンの方々には本当に感謝したいです。
これから舞台が変わることになりますが、また僕が元気にプレーしている姿を見てもらえることが恩返しだと思って、オリックスで叶わなかったことは次の舞台でも目標に掲げて、自分らしさを出して頑張っていきたいと思います。ドラゴンズさんには、年齢的にも30歳手前になってきている選手をこうして必要としていただいていることに本当に感謝したいと思います。こうして選んでいただいたことになんとか恩返しが出来るように、そしてドラゴンズファンの方々に応援していただけるように一生懸命頑張っていきたいです」