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阪神・才木浩人が3年ぶり一軍登板、格の違い見せつけたい中日・柳裕也

2022 7/3 11:00SPAIA編集部
中日・柳裕也と阪神・才木浩人,ⒸSPAIA
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トミー・ジョン手術乗り越え、二軍で4勝の才木

中日・柳裕也と阪神・才木浩人のインフォグラフィック


阪神の才木浩人が3日の中日戦(バンテリンドーム)で約3年ぶりの一軍マウンドに立つ。

須磨翔風高から2016年ドラフト3位で入団し、2018年に6勝をマーク。189センチの長身から投げ下ろすストレートとマウンド度胸を兼ね備えた右腕は将来を嘱望されたが、2020年11月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、ブランクをつくった。

一度は育成契約を結んでリハビリに取り組み、今季はウエスタン・リーグで11試合に登板して4勝2敗、防御率1.46の好成績。ようやく一軍への切符をつかんだ。

最後の一軍登板は2019年5月12日の中日戦(甲子園)、5回5失点で負け投手となった。あれから3年。同期入団の浜地真澄(2016年4位・福岡大大濠高)は今季一軍で23試合に登板して6ホールドを挙げている。

才木は復活をアピールできるか。止まっていた時計の針が再び動き出せば、チームにとっても一筋の光明となる。

阪神戦3試合全てQSの柳

一方、中日の先発は柳裕也。今季は13試合に登板して5勝5敗、防御率3.43とまずまずの成績を残している。中6日のローテーションを守って毎週日曜に登板しており、阪神戦は早くも4試合目だ。

これまでの3試合は全てQS(6回以上自責点3以内)で防御率2.35。4月14日には1失点で完投勝利を収めるなど相性はいい。阪神戦の与四球率は0.78と自慢の制球力で安定した投球を続けている。

最下位にあえぎ、明るい話題の少ない中日。昨季、最優秀防御率と最多奪三振の二冠に輝いた右腕が、才木に格の違いを見せつけたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・小澤怜史-DeNA・京山将弥(神宮)
広島・九里亜蓮-巨人・堀田賢慎(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・杉浦稔大-オリックス・山﨑福也(札幌ドーム)
西武・與座海人ーソフトバンク・石川柊太(ベルーナドーム)
ロッテ・美馬学-楽天・早川隆久(ZOZOマリン)

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