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広島連敗ストップへ“虎キラー”床田寛樹が先発 阪神は西勇輝で今季初の鯉倒なるか

2022 6/21 11:00SPAIA編集部
広島・床田寛樹と阪神・西勇輝,ⒸSPAIA
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連敗ストッパーの床田寛樹

広島・床田寛樹と阪神・西勇輝のインフォグラフィック


今日からマツダスタジアムで行われる4位・広島と3位・阪神の3連戦。ゲーム差なしで虎の背中を追う広島は、今季ワーストの5連敗中と苦しい戦いが続いている。そんなチームを窮地から救うべく、床田寛樹が中13日で今日のマウンドにあがる。

6年目左腕は今季11試合に登板して6勝3敗、防御率2.43、QS(6回以上自責点3以下)を9度記録するなど、安定した投球を続けている。前回登板した7日の楽天戦では7回114球を投げて、2安打1失点の快投。田中将大に投げ勝ち、チームの連敗を3で止めた。

床田はその前週、5月31日の日本ハム戦でも4連敗を自らの好投で止めている。今日も連敗ストッパーとして、勢いに乗る阪神打線を止めることができるか。

阪神相手には今季2戦2勝、防御率0.56と好相性を誇る。前回5月10日の対戦時には、9回126球、5安打、7奪三振で、自身2度目の完封勝利を飾っている。今日も虎キラーぶりを発揮してチームの連敗を止め、Aクラスに返り咲きたい。

リーグ2位の防御率誇る西勇輝

一方、阪神の先発・西勇輝は、今季11試合に登板して4勝4敗ながら、防御率1.50は同僚の青柳晃洋に次ぐリーグ2位の好成績。前回登板した7日のソフトバンク戦でも、6回114球を投げて6安打、7奪三振、無失点の好投。これで7試合連続QS(6回以上自責点3以下)を記録と、安定感抜群の投球を見せている。

広島戦には今季2試合に登板して0勝1敗、防御率2.13とまずまずの成績。床田とは5月10日に投げ合ったが、6回7安打2失点で負け投手となっている。同点で迎えた6回無死一塁の場面で、それまで通算5打数無安打に抑えていた主砲・マクブルームに手痛い一発を食らい、これが決勝点となった。今日はその雪辱を期すマウンドとなる。

チームは今季広島戦で0勝7敗1分けと、ここまで苦杯をなめさせられてきた。ただ、交流戦前とはチーム状態は全く別物。これまでの借りを返すべく西勇輝がその突破口を開くことができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・戸郷翔征-DeNA・大貫晋一(東京ドーム)
中日・小笠原慎之介-ヤクルト・小川泰弘(バンテリンドーム)

【パ・リーグ】
楽天・則本昂大-日本ハム・吉田輝星(秋田)
ロッテ・小島和哉-西武・松本航(ZOZOマリン)
オリックス・宮城大弥-ソフトバンク・石川柊太(京セラドーム大阪)

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