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オリックス山本由伸はハーラートップ7勝目なるか、西武は平井克典で5割復帰狙う

2022 6/18 11:00SPAIA編集部
西武・平井克典とオリックス・山本由伸,ⒸSPAIA
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6連敗の流れを変えたいエース山本由伸

西武・平井克典とオリックス・山本由伸のインフォグラフィック


オリックスの山本由伸がハーラー単独トップの7勝目をかけて18日の西武戦(ベルーナドーム)に先発する。今季は11試合に登板して6勝3敗、防御率1.72。昨年は交流戦MVPに輝いたが、今年の交流戦は好投したものの1勝1敗だった。

とはいえ、前回11日の阪神戦も8回2失点(自責点1)と内容は悪くない。西武戦は8回3安打無失点と完璧な投球を見せた3月25日の開幕戦以来、今季2度目の登板だ。

平均151.3キロのストレートは球威抜群。さらに同144.1キロのフォーク、同123.5キロのカーブなど変化球も多彩で、11試合中9試合でQS(6回以上自責点3以内)を記録している。投手4冠に輝いた昨季と遜色のない投球内容だろう。

チームは6連勝の後、6連敗と波に乗れないが、エースが流れを変えられるか。

先発でも結果を残したい平井克典

一方、西武の先発は平井克典。今季は18試合に登板して3勝3敗2ホールド、防御率1.69の成績を残している。

開幕から中継ぎで起用されてきたが、先発のコマ不足により、ここ2試合は先発。6月4日のヤクルト戦で5回71球を投げた後は、11日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦で調整登板し、そこから中6日でのマウンドとなる。

今季のオリックス戦は中継ぎで3試合に登板。4月30日の8回戦では吉田正尚に一発を浴びた。相手先発が山本由伸で大量援護は期待できないだけに、今日も不用意な一発には要注意だ。

首位を争う楽天とソフトバンクには水をあけられているが、まだシーズンは長い。Aクラス争いを勝ち抜くためにも、まずは勝率5割に戻したい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・A.スアレス-広島・森下暢仁(神宮)
中日・髙橋宏斗-巨人・M.アンドリース(バンテリンドーム)
阪神・伊藤将司-DeNA・濵口遥大(甲子園)

【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-ロッテ・E.ロメロ(札幌ドーム)
ソフトバンク・大関友久-楽天・辛島航(PayPayドーム)

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