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防御率0.89の阪神・青柳晃洋と前回ノーノ―達成のDeNA・今永昇太がリーグ戦再開初戦で激突

2022 6/17 11:00SPAIA編集部
阪神・青柳晃洋とDeNA・今永昇太,ⒸSPAIA
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交流戦自責0と好調の青柳晃洋

阪神・青柳晃洋とDeNA・今永昇太のインフォグラフィック


今日からリーグ戦が再開するプロ野球。甲子園では、ゲーム差なしの4位阪神と5位DeNAが対戦する。先発は阪神が交流戦防御率0.00の青柳晃洋、DeNAが前回登板でノーヒットノーランを達成した今永昇太。交流戦で大活躍を見せた2人がいきなり激突する。

阪神の青柳は、今季9試合に先発してハーラートップタイの7勝(1敗)を挙げ、防御率は圧巻の0.89、ここまで全試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、安定感抜群の投球を見せている。交流戦でも3試合に登板して3勝、23.2回を自責点0の防御率0.00と、これ以上ないピッチングを披露した。

今季DeNAとは5月14日に1度対戦し、6回89球を投げて2失点。牧秀悟にマルチ安打を許すなど、8安打を浴びながらも持ち味の粘りの投球で、勝ち投手となっている。

チームは交流戦2位の12勝6敗の成績で、リーグ順位も4位にまで浮上した。3位広島とのゲーム差は2と、Aクラスも目と鼻の先。リーグ戦再開後もこの勢いは続くのか。まずはエースが先陣を切る。

阪神戦得意の今永昇太が先発

一方、DeNAの先発は今永昇太。今季は故障で出遅れるも、ここまで5試合に先発して全試合でQSを記録し、3勝0敗、防御率1.25の好成績。交流戦でも3試合で2勝負けなし、防御率0.86と圧巻の投球を披露。前回登板した7日の日本ハム戦では、史上85人目のノーヒットノーランも達成した。そこから中9日空けて今日の登板を迎える。

阪神戦は今季初登板。昨季は2試合に登板して2勝0敗、防御率1.20。奪三振率12.60、与四球率0.60と、得意にしていた。ただし、近本光司には7打数4安打の打率.571、1本塁打と苦手にしていただけに、今日の対戦でも要注意だろう。

チームはここまで26勝32敗の借金6で、阪神とゲーム差なしの5位に沈んでいる。まずは目の上のたんこぶ、阪神に勝ち越して上位進出の足掛かりとしたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・サイスニード-広島・大瀬良大地(神宮)
中日・大野雄大-巨人・菅野智之(バンテリンドーム)

【パ・リーグ】
日本ハム・上沢直之-ロッテ・二木康太(札幌ドーム)
西武・髙橋光成-オリックス・山岡泰輔(ベルーナドーム)
ソフトバンク・千賀滉大-楽天・田中将大(PayPayドーム)

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