和田毅が前回アクシデントから中13日で先発

ソフトバンクの和田毅が12日のヤクルト戦(PayPayドーム)で先発する。今季ここまで6試合に先発して1勝1敗、防御率1.82の好成績。ただ、長いイニングは投げられておらず、5.2回が最長と、歯がゆい登板が続いている。
前回登板した5月29日の広島戦でも4回途中まで無失点と好投していたものの、左足をつるアクシデントで緊急降板となってしまった。そこから入念な調整のうえ、中13日あけて今日のマウンドにあがる。
プロ16年目のベテラン左腕は今日勝利すると、日米通算150勝を達成。また、交流戦でも通算26勝を挙げており、ヤクルト・石川雅規の通算27勝に肩を並べることにもなる。昨日の敗戦でチームは2位に転落しただけに、今日は必勝態勢でヤクルト退治に臨む。
カード3連勝へ高橋奎二が先発
一方、ヤクルトは若手左腕の高橋奎二が先発する。今季は9試合に先発して4勝1敗、防御率2.92の成績。奪三振率は10.32と高い数字をマークする一方で、球数がかさむ傾向にある。平均投球回は6回に満たず、QS(6回以上自責点3以下)も4度と苦心の投球が続いている。
前回登板した4日の西武戦では5回まで2安打6三振2失点に抑えるも、四球を8つ与えるなど制球に苦しんだ。投球数も110球に達していたため、5回裏の攻撃で打席が回ってきた際に、代打が送られ交代となった。
ソフトバンクとは昨年も対戦しており、6.1回2失点。当時在籍していたバレンティンに浴びた本塁打の1安打のみに抑え、白星を挙げている。
チームは昨日の試合に勝利し、4年ぶり2度目の交流戦優勝。セ・リーグ球団初となる全カード勝ち越しとなる「完全優勝」で決めた。今日の最終戦でも勝利し、カード3連勝で有終の美を飾れるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【交流戦】
日本ハム・加藤貴之-中日・柳裕也(札幌ドーム)
楽天・則本昂大-巨人・山﨑伊織(楽天生命パーク)
西武・D.エンス-広島・D.アンダーソン(ベルーナドーム)
ロッテ・佐藤奨真-DeNA・石田健大(ZOZOマリン)
オリックス・宮城大弥-阪神・J.ガンケル(京セラドーム大阪)
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