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日本ハム・吉田輝星、今季2度目の先発は甲子園凱旋登板 阪神は伊藤将司でカード3連勝へ

2022 6/5 11:00SPAIA編集部
阪神・伊藤将司と日本ハム・吉田輝星,ⒸSPAIA
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被本塁打0、安定感抜群の伊藤将司

阪神・伊藤将司と日本ハム・吉田輝星のインフォグラフィック,


甲子園で行われている阪神-日本ハムの3連戦。昨日の試合は、エース・青柳晃洋投手が8回無失点の好投を見せ、阪神が3-0で日本ハムに勝利。今シーズン2度目の4連勝を飾った。

今日勝って今季2度目のカード3連勝を狙う阪神の先発は伊藤将司。今季ここまで4試合に登板して1勝2敗、防御率2.67、新型コロナ感染による一時離脱はあったものの、復帰初戦にプロ初完封勝利を挙げるなど、安定感のある投球を続けている。

前回登板した5月29日のロッテ戦では、6回84球を投じて9安打3失点。序盤に失点を重ねるもその後は粘りの投球でQS(6回以上自責点3以下)を達成したが、打線が振るわず黒星を喫した。そこから中6日で今日の登板を迎える。

初対戦となる日本ハムは今季パ・リーグ1位の48本塁打を誇る。今季は30.1イニングを投げて1本も本塁打を打たれていないだけに、この破壊力ある打線をどのように料理するのか注目だ。

吉田輝星がプロ入り初の聖地登板

一方、日本ハムの先発は吉田輝星。今季はここまで20試合に登板して1勝0敗、防御率3.33。主にリリーフとして登板しているが、奪三振率は5.33と意外にも高くない。

前回登板した5月29日の巨人戦では、4点リードの6回に2番手として登板、4番・岡本和真からの打順で1安打無失点の好リリーフを見せた。そこから中6日空けて今日は先発のマウンドに上がる。先発は3月27日ソフトバンク戦以来、今季2度目。この時は4回60球を投げ、4安打3失点だった。

今季はリリーフ中心の登板だったこともあり、伸び上がるストレートを中心に、変化球はスライダーとフォークの2球種のみを使用。昨年まではカーブなども投じており、今日の登板で解禁する可能性もあるだろう。

甲子園は2018年夏の全国高校野球大会で、秋田・金足農高のエースとして準優勝した思い出の場所。プロ入り後、公式戦では初となる甲子園での登板に、ファンの期待も高まっている。4年目を迎えた右腕の熱投に注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【交流戦】
巨人・山﨑伊織-ロッテ・本前郁也(東京ドーム)
ヤクルト・高梨裕稔-西武・D.エンス(神宮)
DeNA・石田健大-楽天・則本昂大(横浜)
中日・柳裕也-ソフトバンク・杉山一樹(バンテリンドーム)
広島・D.アンダーソン-オリックス・宮城大弥(マツダスタジアム)

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