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甲子園は阪神・ガンケルVS西武・隅田知一郎の初物対決 今季2勝目を手にするのはどちらか

2022 6/2 11:00SPAIA編集部
阪神・ガンケルと西武・隅田知一郎,ⒸSPAIA
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防御率2.77と安定感抜群のガンケルが先発

阪神・ガンケルと西武・隅田知一郎のインフォグラフィック,


甲子園で行われている阪神-西武の3連戦。昨日の第2戦は、阪神打線が相手先発の與座海人を打ち崩し、大山悠輔の本塁打などで序盤に5点を奪取。その後1点差に詰め寄られるも6投手の継投で逃げ切り、1勝1敗の五分とした。

今日の先発はガンケル。今季は7試合に先発して1勝4敗と黒星先行も、防御率2.77と安定した投球を見せている。前回登板した5月26日の楽天戦では、7回3安打無失点と好投。持ち味のテンポの良いピッチングで凡打の山を築くも、味方の援護がなく今季2勝目はお預けとなった。そこから中6日で今日のマウンドに上がる。

3年目を迎えた助っ人右腕は、西武とは今回が初対戦となる。今季ここまで被本塁打は3だが、いずれも右打者に打たれている。パ・リーグの本塁打争いを独走している山川穂高との対戦は要注意だろう。

カード勝ち越しがかかった大事な一戦で、4月24日ヤクルト戦以来となる白星を目指す。

初登板以来の勝利目指す隅田知一郎

一方、西武の先発はドラフト1位ルーキーの隅田知一郎。ここまで開幕から先発ローテーションの一角として9試合に登板、1勝5敗、防御率3.06の成績。開幕2戦目にプロ初先発初勝利を挙げて以降、勝ち星に恵まれていない。

交流戦初登板となった前回5月26日の中日戦では、4回93球を投げて、5安打3失点で負け投手となった。3回までは1安打無失点の好投も、4回に先頭の岡林勇希を四球で出すと、4安打で3失点を喫した。そこから中6日での登板となる。

新人左腕は長崎・波佐見高3年時に夏の甲子園に出場しており、聖地のマウンドはその時以来となる。2か月以上白星からは遠ざかっているが、QS(6回以上自責点3以下)を6度記録するなど状態は悪くない。

この3連戦初戦では、同じくルーキー左腕の佐藤隼輔が3勝目を挙げただけに、ドラ1としての意地の投球に期待したい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【交流戦】
巨人・菅野智之-ソフトバンク・C.レイ(東京ドーム)
ヤクルト・A.スアレス-ロッテ・小島和哉(神宮)
DeNA・濵口遥大-オリックス・山﨑福也(横浜)
中日・松葉貴大-楽天・岸孝之(バンテリンドーム)
広島・九里亜蓮-日本ハム・伊藤大海(マツダスタジアム)

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