交流戦では楽天と初対戦の西勇輝

今日24日から2022年のプロ野球セ・パ交流戦が始まる。昨年はセ・リーグが12年ぶりに勝ち越したが、今年はどうなるか。
セ・リーグの最下位に沈む阪神は本拠地・甲子園で楽天を迎え撃つ。初戦の先発は西勇輝。今季はここまで8試合に先発して2勝3敗と黒星先行も、リーグ2位の防御率1.87、QS(6イニング以上自責点3以下)も7度記録と安定感抜群の投球を見せている。
前回登板した17日のヤクルト戦では、6イニング84球を投じ、4安打、5奪三振、無失点と好投。勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、チームはサヨナラ負けを喫したため、3勝目とはならなかった。そこから中6日で交流戦初戦に臨む。
阪神に移籍してからは楽天と対戦はなく、虎のユニフォームを着て相対するのは今回が初めてとなる。
一気に上位との差を縮めるチャンスとなる交流戦。チームに勢いをつけるためにも、初戦は是が非でも取りたいところ。これまでの好調そのままに、勝利を呼び込む投球を見せられるか。
西に2戦2勝の田中将大が先発
一方、楽天の先発は田中将大。ここまで7試合に先発して4勝2敗、防御率はリーグ4位の1.89、7度のHQS(7回以上自責点2以下)と、先発陣の柱として圧倒的な投球を見せている。
ただ、前回登板した17日のロッテ戦では、6.1イニング115球を投げて、11安打、6失点(自責は5)。6回まで1失点に抑えるも、3-1で迎えた7回に崩れる。4安打を集中され逆転を許したところで降板。後続も打たれたため、計6失点で2敗目を喫した。そこから中6日空けてのマウンドとなる。
甲子園での登板は2013年5月28日以来9年ぶり。相手先発の西とは過去2度投げ合っているが、6回3失点、7回2失点でいずれも投げ勝っている。今日も相手を上回る投球を見せ、チームの連敗ストップに貢献したいところだ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【交流戦】
巨人・C.C.メルセデス-オリックス・山岡泰輔(東京ドーム)
ヤクルト・サイスニード-日本ハム・加藤貴之(神宮)
DeNA・今永昇太-ソフトバンク・石川柊太(横浜)
中日・小笠原慎之介-西武・佐藤隼輔(バンテリンドーム)
広島・床田寛樹-ロッテ・石川歩(マツダスタジアム)
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