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阪神・ウィルカーソンVS巨人・シューメーカー、早くも3度目の新助っ投対決

2022 5/21 11:00SPAIA編集部
阪神・ウィルカーソンと巨人・シューメーカー,ⒸSPAIA
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聖地2度目の登板となるウィルカーソン

阪神・ウィルカーソンと巨人・シューメーカーのインフォグラフィック


甲子園で行われている阪神-巨人の伝統の一戦。昨日の初戦は巨人が2点リードの九回、同点に追いつかれるも延長十二回に勝ち越しに成功。5時間3分に及ぶ熱戦を制し、阪神戦の連敗を3で止めるとともに、首位に再浮上した。

今日の先発は阪神がウィルカーソン、巨人がシューメーカーと新助っ人右腕対決となった。両者は既に2度対戦(4月16日と30日)しており、早くも3度目の直接対決となる。ここまではウィルカーソンに1勝、シューメーカーに1敗が付いているがともに好投しており、今日も1点を争う好ゲームが期待される。

阪神・ウィルカーソンは、今季ここまで5試合に先発して2勝2敗、防御率2.22、QS(6回以上自責点3以下)を3度記録するなど、好投を続けている。前回登板した15日のDeNA戦では、6回98球を投げて、5安打1失点の快投で、2勝目を手にした。そこから中5日で今日の登板を迎える。

巨人戦は2試合で防御率2.45、被打率.195と好相性。ただし、吉川尚輝には4打数3安打2四球と分が悪いだけに、今日も要警戒だろう。

聖地のマウンドに上がるのは来日初登板となった4月16日の巨人戦以来2度目。その時は6回90球、3安打1失点で初勝利を飾った。その時の再現なるか。

2度目の甲子園で雪辱期すシューメーカー

一方、巨人のシューメーカーは、ここまで6試合に先発して1勝2敗、防御率3.03、QSを4度記録するなど、まずまずの成績を残している。ただ、ここ2試合は3回6失点(7日ヤクルト戦)、5回4失点(14日中日戦)と不甲斐ない投球が続いており、今日は背水での登板となる。

阪神戦には2試合に登板して0勝1敗ながら、防御率は1.50の好成績。ただ、打者別では近本光司と中野拓夢の1・2番コンビに、4割以上打たれている。塁に出すとうるさい二人だけに、どのような対策を講じているのか要注目だ。

4月16日の同戦では6回2失点(自責1)の好投むなしく、来日初黒星を喫した。それ以来の甲子園のマウンドで雪辱を果たすことができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・上茶谷大河-ヤクルト・原樹理(横浜)
広島・森下暢仁-中日・岡野祐一郎(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・上沢直之-西武・内海哲也(札幌ドーム)
楽天・早川隆久-オリックス・山本由伸(楽天生命パーク)
ソフトバンク・大関友久-ロッテ・美馬学(PayPayドーム)

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