「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

3試合連続完投中の阪神・青柳晃洋がスライド先発、DeNAは防御率1位の上茶谷大河

2022 5/14 11:00SPAIA編集部
阪神・青柳晃洋とDeNA・上茶谷大河,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

青柳が4試合連続完投なら球団19年ぶり

阪神・青柳晃洋とDeNA・上茶谷大河のインフォグラフィック


阪神は昨季、最多勝と最高勝率の2冠に輝いた青柳晃洋が先発する。13日に中6日で先発予定だったが、雨天中止となったためスライド登板。現在、3試合連続完投を継続中で、球団では2003年井川慶以来19年ぶりとなる4試合連続完投を狙う。

決定していた開幕投手は直前に新型コロナに感染したため回避したが、4月15日に一軍昇格してからは好調だ。今季初登板の巨人戦から3連勝。前回5月6日の中日戦も延長10回サヨナラ負けを喫したものの、10回2死までパーフェクトを続けていた大野雄大と互角にわたり合う力投だった。

ここまで4試合登板で3勝1敗、防御率0.76と安定感は抜群。DeNA戦は今季初登板だが、昨季は5試合登板で4勝0敗、防御率1.91と「お得意様」だった。チーム状態は良くないが、エースが嫌な流れを断ち切るか。

上茶谷は防御率2.04の安定感

一方、DeNAの先発は上茶谷大河。東洋大から入団4年目の今季は6試合に登板して2勝2敗、リーグトップの防御率2.04をマークしている。

4月16日のヤクルト戦では昨年日本一の強力打線を相手に5安打完封。前回5月7日の広島戦でも6回4安打8三振無失点と安定している。

今季はヤクルト戦と広島戦しか登板しておらず、阪神戦は初登板。昨季は2戦2敗、防御率7.88と打ち込まれたが、度外視してもいいだろう。昨年の二冠サイドスローと今季防御率1位右腕の見応えのある投手戦が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・M.シューメーカー-中日・髙橋宏斗(東京ドーム)
広島・森下暢仁-ヤクルト・原樹理(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・上沢直之-ソフトバンク・大関友久(札幌ドーム)
西武・佐藤隼輔-楽天・早川隆久(ベルーナドーム)
オリックス・山本由伸-ロッテ・佐藤奨真(京セラドーム大阪)

【関連記事】
プロ野球AI勝敗予想
阪神の参考になる?1992年の巨人が借金10の最下位から巻き返した要因
DeNA・楠本泰史が辿る佐野恵太の足跡 代打の切り札から首位打者へ