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11連勝狙う楽天の先発は開幕からHQS続ける田中将大 ロッテは小島和哉が今季初勝利目指す

2022 5/10 11:00SPAIA編集部
楽天・田中将大とロッテ・小島和哉,ⒸSPAIA
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ロッテと相性の良い田中将大が先発

楽天・田中将大とロッテ・小島和哉のインフォグラフィック


破竹の10連勝でガッチリ首位をキープしている楽天は、今日から本拠地・楽天生命パーク宮城でロッテとの3連戦。初戦の先発は、楽天・田中将大とロッテ・小島和哉。両投手は4月26日に一度対戦し、互いに譲らぬ好投で両者勝ち負け付かず、延長戦の末、楽天が勝利している。今日の試合も白熱の投手戦となるのか注目だ。

楽天先発の田中将大は今季5試合に先発して3勝1敗、リーグ2位の防御率1.46、全試合でHQS(7イニング以上自責点2以下)を記録するなど好調だ。前回登板した3日の日本ハム戦では、8イニング109球を投じて4安打、6奪三振、無失点の快投で、3勝目を手にした。そこから中6日で今日のマウンドに上がる。

ロッテ戦は昨季5試合に登板して防御率1.46と好相性。今季も4月26日の対戦時は7回106球3安打1失点、9三振を奪う好投で、チームの勝利に貢献した。そこからチームは10連勝中。今日の登板でさらにチームを勢いづかせるピッチングを披露できるか。

敵地で防御率0.43と昨季好相性だった小島和哉

一方、ロッテの先発は小島和哉。ここまで5試合に先発して防御率2.81、4度のQS(6イニング以上自責点3以下)を記録していながら、未勝利と勝ち運に恵まれていない。

前回登板した3日の西武戦では、味方に先制してもらった直後の三回裏に山川穂高の2点本塁打などで3点を失い、逆転を許してしまう。だが、その後は粘りの投球で6イニング114球を投じて7安打、3失点(自責点は2)でQSを達成。ただ、打線に元気なくチームはそのまま敗戦し、自身3敗目を喫した。そこから中6日での登板となる。

楽天戦は昨季7試合に先発して3勝2敗、防御率3.11とまずまずの成績。被打率は.196と良かった一方で、被本塁打が4本と多かった。今日の対戦でも一発長打には気を付けたい。

敵地では昨季3試合に先発して防御率0.43と相性は抜群。今日も楽天打線を翻弄して今季初勝利を手にしたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・小川泰弘-中日・小笠原慎之介(神宮)
DeNA・F.ロメロ-巨人・山﨑伊織(新潟)
阪神・西勇輝-広島・床田寛樹(甲子園)

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之-オリックス・山岡泰輔(札幌ドーム)
ソフトバンク・石川柊太-西武・隅田知一郎(PayPayドーム)

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