佐々木朗希が金曜ナイターに初見参

ロッテの佐々木朗希が今日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われるソフトバンク戦に先発する。今季は開幕から先発ローテーション入りし、5試合に登板して3勝0敗、防御率1.50、奪三振率は驚異の15.00と、堂々たるピッチングを披露している。
前回登板した4月24日のオリックス戦では、5イニング90球を投じて6安打2失点で3勝目を手にしたが、疲労を考慮されて直後に登録抹消。ここまでは「サンデー朗希」として中6日で日曜日に登板していたが、今回は中11日あけて金曜ナイターに今季初登場となる。
ソフトバンクとは今季初対戦。昨季は1試合対戦して5.1イニング、84球を投げて5安打3失点。5回まで柳田悠岐の本塁打による1点のみに抑えていたが、6回に逆転を許し降板、プロ初黒星を喫している。
本拠地ZOZOマリンスタジアムでは4月10日のオリックス戦で完全試合を達成。17日の日本ハム戦でも8回完全投球で、17イニング続けて1人の走者も許していない。今日も大勢のロッテファンの前で快投を続けるのか注目だ。
千賀滉大は中5日で佐々木朗希と初対戦
一方、ソフトバンクの先発は千賀滉大。今季はここまで6試合に登板して3勝0敗、防御率0.80で、全ての試合でHQS(7回以上自責点2以下)を記録し、うち3試合で零封と、圧巻の投球を見せている。
前回登板した4月30日の楽天戦でも7イニング104球を投じて、4安打、2失点(自責は0)で勝ち投手の権利をもって降板。その後、チームは逆転負けを喫したため、勝ちはつかなかったが、この日も文句のつけようがない投球を見せた。そこから中5日で今日のマウンドに上がる。
ロッテとは4月14日に1度対戦。今季初の中5日での登板だったが、7回3安打無失点、94球でまとめる快投で3勝目を手にした。昨季はロッテ戦に5試合登板して3勝2敗、防御率4.88。一見苦戦しているように見えるが、4試合でQSを記録、うち2試合がHQSと投球内容は悪くなかった。
佐々木朗希とは今回が初対戦。 白熱の投手戦となるのは必至だが、“令和の怪物”に投げ勝ち、球界を代表するエースの貫禄を示したい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・堀田賢慎-ヤクルト・原樹理(東京ドーム)
中日・大野雄大-阪神・青柳晃洋(バンテリンドーム)
広島・大瀬良大地-DeNA・今永昇太(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
西武・髙橋光成-日本ハム・生田目翼(ベルーナドーム)
オリックス・田嶋大樹-楽天・瀧中瞭太(京セラドーム大阪)
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