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阪神連敗ストップへエース・青柳晃洋が先発 ヤクルト先発は好投続く高梨裕稔

2022 4/22 11:00SPAIA編集部
ヤクルト・高梨裕稔と阪神・青柳晃洋,ⒸSPAIA
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中6日でエース青柳晃洋が先発

ヤクルト・高梨裕稔と阪神・青柳晃洋のインフォグラフィック


ここまで3勝19敗1分けの借金16、勝率.136で、ダントツ最下位に沈む阪神。チーム打率.220、防御率4.17ともにリーグ最下位と、目を覆いたくなる数字が並ぶ。今日からは敵地・神宮でヤクルトとの3連戦。最低でも勝ち越して、この泥沼から抜け出すきっかけを作りたい。

先陣を切るのは青柳晃洋。今季初マウンドとなった15日の巨人戦では、8回95球、1失点で今季初勝利。7安打を浴びながらも3つの併殺でピンチを切り抜ける快投で、チームの連敗を6(1分け挟む)で止めた。中6日で今日のマウンドに上がる。

ヤクルト戦は昨季7試合に先発して4勝1敗、防御率2.68と好相性だった。ただし、打者別でみると、青木宣親を20打数2安打、山田哲人を12打数1安打に抑えていた一方、村上宗隆には15打数8安打3本塁打、サンタナには12打数6安打1本塁打と、得意・苦手の差が激しかった。苦手にしていたサンタナが離脱中なのは追い風か。

チームは今季ビジターで12戦全敗中だが、青柳は昨季神宮で4試合に登板して2勝0敗、防御率2.19と好成績を残していた。今季も相性の良いマウンドで、持ち味の打たせて取る投球を見せることができるか。まずは初戦を取り、チームにいい流れをもたらしたい。

前回対戦で無失点に抑えた高梨裕稔

一方、ヤクルトの先発は高梨裕稔。今季はここまで3試合に先発して2勝1敗、防御率1.59と好調だ。前回登板した13日の広島戦では、5回84球を投じ、6安打、4失点(自責は2)で今季初黒星を喫した。そこから中8日での先発となる。

阪神相手には開幕3戦目の3月27日に対戦し、6回96球、5安打無失点の好投で、今季初勝利を挙げている。ただ、昨季は2試合対戦して防御率4.35、本拠地・神宮球場での登板となった7月7日の試合では、4.1回87球を投じ、佐藤輝明とサンズに本塁打を許すなど6安打を浴び、4失点を喫していた。

チームは4月に入り2連勝が一度のみの8勝7敗と、一進一退の状態が続いている。自身の投球でチームを上向かせることができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
中日・柳裕也-巨人・菅野智之(バンテリンドーム)
広島・大瀬良大地-DeNA・M.ピープルズ(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-ソフトバンク・C.レイ(札幌ドーム)
西武・髙橋光成-楽天・早川隆久(ベルーナドーム)
オリックス・山﨑福也-ロッテ・E.ロメロ(京セラドーム大阪)

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