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本拠地初勝利へ中日・髙橋宏斗が先発 ヤクルト先発は昨季D戦防御率2.50の小川泰弘

2022 4/20 11:00SPAIA編集部
中日・髙橋宏斗とヤクルト・小川泰弘,ⒸSPAIA
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髙橋宏斗がプロ初勝利から中12日で登板

中日・髙橋宏斗とヤクルト・小川泰弘のインフォグラフィック


4月好調の中日。昨日の試合は先発・大野雄大の乱調で12-4と大敗したが、ここまで9勝3敗と、6つの貯金を作っている。

今日の先発は今季ブレイクが期待される髙橋宏斗。地元愛知の中京大中京高からドラフト1位で入団した右腕は、キャンプ、オープン戦と好投を続け、2年目にして初の開幕ローテーション入りを果たした。初登板となった3月30日のDeNA戦では、5回4失点4四死球で降板し黒星を喫したものの、直球は最速153kmをマークするなど潜在能力の高さを見せた。

次の登板となった7日のヤクルト戦では、6回6安打3失点と先発としての役割を全う。打つ方でも相手先発・石川雅規から一回に2点適時打を放つなど投打で活躍。23歳年上のベテラン左腕に投げ勝ち、プロ入り初勝利を挙げた。その後、一度登録を抹消され、中12日空けて今日再び一軍のマウンドに上がる。

バンテリンドームでは、3月21日のロッテとのオープン戦で6回途中、2安打、11奪三振、1失点の快投を見せていた。前日爆発したヤクルト打線を抑えて、本拠地初勝利となるか。

バンテリンドーム得意の小川泰弘

一方、ヤクルトの先発は小川泰弘。今季はここまで3試合に先発して0勝1敗、防御率5.40。開幕投手を務めた3月25日の阪神戦では、3回11安打4失点でKOされたが、その後の2試合はQS(6回以上自責点3以下)を記録している。前回登板した9日の巨人戦でも、6回107球6安打2失点と、粘りの投球を見せていた。

中日戦には昨季6試合に登板して3勝1敗、防御率2.50と好相性。ただし、打者別の成績を見ていくと、大島洋平には.313、阿部寿樹と木下拓哉には4割以上を許すなど、意外にも被打率は高い。今季の中日はチーム打率がリーグ3位の.252と、打線が活発なだけに油断はできないだろう。

敵地バンテリンドームでは4試合に登板して2勝0敗、防御率1.26とこちらも得意としていた。昨季の相性通り今日も好投を見せ、今季初勝利をもぎ取りたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・C.C.メルセデス-広島・床田寛樹(東京ドーム)
DeNA・東克樹-阪神・小川一平(横浜スタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-日本ハム・C.ポンセ(楽天生命パーク宮城)
西武・松本航-ロッテ・美馬学(ベルーナドーム)
オリックス・宮城大弥-ソフトバンク・和田毅(京セラドーム大阪)

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