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“完全男”ロッテ・佐々木朗希がビッグボスと初対決 中6日で日本ハム戦に先発

2022 4/17 11:00SPAIA編集部
ロッテ・佐々木朗希と日本ハム・上沢直之,ⒸSPAIA
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佐々木朗希とビッグボスが初対決

ロッテ・佐々木朗希と日本ハム・上沢直之のインフォグラフィック


10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で28年ぶり16人目の完全試合を達成したロッテの佐々木朗希が中6日で今日の日本ハム戦に先発する。完全試合を達成したこともあり急遽、地上波での生中継も決まった。日本ハムのビッグボスとも初対決となる注目の一戦だ。

佐々木はここまで3試合に登板して2勝0敗、防御率1.57。3試合ともQS(6回以上自責点3以下)を達成しており、奪三振率16.43、与四球率0.78と驚異的な数字をマークしている。

日本ハム戦は昨季2試合に登板して0勝1敗ながら防御率は1.64と、相性は悪くなかった。ただ、主軸の近藤健介を4打数0安打3三振に抑えていた一方、被打率は.286とリーグ内では最も打たれていた。

昨日の試合で、日本ハム打線はともに今季最多となる17安打、11得点と大爆発。この勢いに乗った打線を“完全男”がどう料理するのか注目だ。

上沢直之は苦手ロッテ戦で今季初勝利なるか

一方、日本ハムの先発は上沢直之。昨季は24試合に先発し、自身3年ぶりに規定投球回に到達。キャリアハイとなる12勝をマークするなど、名実ともにエースへと成長した。

今季はここまで3試合に先発して防御率3.00ながら、0勝2敗とまだ白星がない。前回登板した10日の楽天戦では、5回2安打無失点で勝ち投手の権利を得て降板したが、チームが一時同点に追いつかれたため、今季初勝利とはならなかった。

ロッテ戦は昨季3試合に登板して0勝2敗、防御率5.30と相性の悪い相手。今季も5日に対戦し5回8安打、6奪三振、2失点と粘りの投球を見せるも、黒星を喫した。今日も相手先発が佐々木朗希だけに、ロースコアでの決着が予想される。多彩な球種を駆使して失点を最小限に抑え、今季初勝利を手にしたいところだ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・大貫晋一-ヤクルト・高橋奎二(横浜)
阪神・J.ガンケル-巨人・赤星優志(甲子園)
広島・森下暢仁-中日・福谷浩司(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
オリックス・山﨑颯一郎-西武・D.エンス(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・東浜巨-楽天・瀧中瞭太(鹿児島)

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