昨年7月12日の楽天戦で完封勝利のレイ

パ・リーグ首位を走るソフトバンクは今日から2位・楽天と北九州、鹿児島で2連戦。初戦はコリン・レイが先発する。
メジャー通算8勝の長身右腕レイは昨年新加入し、コロナ過で来日が遅れた分を取り戻すかのような快投を披露。7月12日の楽天戦で完封勝利を挙げるなど6試合で3勝1敗、防御率2.03の好成績をマークした。しかし、東京五輪期間中に帰国した夫人が出産したため離れられないという理由で8月に退団。昨オフにソフトバンクと再契約し、同じ背番号26で再出発を決めた。
今季は4月7日のオリックス戦で初先発し、6.2回5安打3失点で勝利投手。中8日空けて2度目の登板となった。
先述した昨季唯一の楽天戦では、9回をわずか2安打に抑え、8三振を奪う完璧な内容で完封勝利。心理的にはやりやすいだろう。しかも、楽天はオリックスにコロナ陽性判定者が多数出たため12日からの3連戦(楽天生命)が中止となり、試合をするのは6日ぶり。打者の実戦勘が鈍っている可能性もある。
開幕ダッシュに成功したソフトバンク。この2連戦でリードを広げられれば、今後戦いやすくなる。














