「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

パ・リーグ首位攻防、ソフトバンク・レイと楽天・涌井秀章の実力派対決

2022 4/16 11:00SPAIA編集部
ソフトバンク・レイと楽天・涌井秀章,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

昨年7月12日の楽天戦で完封勝利のレイ

ソフトバンク・レイと楽天・涌井秀章のインフォグラフィック


パ・リーグ首位を走るソフトバンクは今日から2位・楽天と北九州、鹿児島で2連戦。初戦はコリン・レイが先発する。

メジャー通算8勝の長身右腕レイは昨年新加入し、コロナ過で来日が遅れた分を取り戻すかのような快投を披露。7月12日の楽天戦で完封勝利を挙げるなど6試合で3勝1敗、防御率2.03の好成績をマークした。しかし、東京五輪期間中に帰国した夫人が出産したため離れられないという理由で8月に退団。昨オフにソフトバンクと再契約し、同じ背番号26で再出発を決めた。

今季は4月7日のオリックス戦で初先発し、6.2回5安打3失点で勝利投手。中8日空けて2度目の登板となった。

先述した昨季唯一の楽天戦では、9回をわずか2安打に抑え、8三振を奪う完璧な内容で完封勝利。心理的にはやりやすいだろう。しかも、楽天はオリックスにコロナ陽性判定者が多数出たため12日からの3連戦(楽天生命)が中止となり、試合をするのは6日ぶり。打者の実戦勘が鈍っている可能性もある。

開幕ダッシュに成功したソフトバンク。この2連戦でリードを広げられれば、今後戦いやすくなる。

涌井は昨季ソフトバンク戦の防御率1.00

一方、楽天は涌井秀章が先発する。今季は2試合に登板して1勝1敗、防御率3.27。前回9日の日本ハム戦は5回3失点で勝ち投手となっている。

昨季はソフトバンク戦2試合に登板して防御率1.00。柳田悠岐やグラシアルは4打数無安打、中村晃は3打数無安打に封じた。

6月で36歳になるプロ18年目のベテラン。円熟の投球術で首位攻防戦を先勝に導けるか。シーズン前半戦最初のヤマ場になりそうだ。、

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・上茶谷大河-ヤクルト・原樹理(横浜)
阪神・A.ウィルカーソン-巨人・M.シューメーカー(甲子園)
広島・大瀬良大地-中日・岡野祐一郎(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
ロッテ・石川歩-日本ハム・伊藤大海(ZOZOマリン)
オリックス・山岡泰輔-西武・隅田知一郎(京セラドーム大阪)

【関連記事】
プロ野球AI勝敗予想
ソフトバンク柳田悠岐が4000打数目前、通算打率トップなるか?
2022年にFA権取得見込みのプロ野球選手、宣言なら争奪戦必至の目玉は?