25年ぶりのリーグ優勝に貢献
小窪哲也はルーキーイヤーから98試合に出場するなど、粘り強い打撃と内野の複数ポジションをこなすユーティリティー性を武器に活躍。2016年には選手会長としてチームをまとめ上げ、広島の25年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。
20年オフに自由契約となり球団から指導者の打診を受けるも、現役続行を希望。独立リーグの熊本を経て、21年8月末にロッテに入団した。NPB復帰後最初の試合ではホームランを放つ活躍を見せるも、その後は結果を残せず。10月に現役引退を発表した。
広島時代は代打の切り札としても活躍。2014年には代打打席数が30以上の選手の中でリーグトップの打率.389をマークするなど、ここぞの場面で勝負強さを発揮した。22年からは広島の一軍内野守備・走塁コーチに就任。2年ぶりの復帰となる古巣で後進の育成に励む。