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中日#29 山井大介「記憶に残る投球でファンを魅了」【プロ野球去り行く戦士たちvol.6】

2021 12/29 11:00データスタジアム
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中日ひと筋20年

山井大介はルーキーイヤーの2002年に先発、救援で計31試合に登板し6勝をマーク。07年の日本シリーズ第5戦では8回まで1人の走者も許さない快投を見せ、史上初の継投による完全試合でチームに53年ぶりの日本一をもたらした。

13年には、6月28日のDeNA戦でノーヒットノーランを達成。記憶に残る投球で多くのファンを魅了した。しかし、近年は若手の台頭もあって登板機会が減少し、21年限りでの現役引退を決断。10月13日の引退試合では先発として打者1人を空振り三振に抑え、中日ひと筋20年の現役生活を締めくくった。

2004~21年中日:先発・救援で各30試合以上登板した投手


先発と救援の両方で30試合以上に登板した投手は、球団では2004年以降6人しかいない。2012年には抑えを務めるなど指揮官のあらゆる起用に応え、投手陣を支え続けた。来季からは中日の二軍投手コーチとして、豊富な経験を若手に伝えていく。

通算成績:336試合 1232回1/3 867奪三振

■プロフィール
20年目 43歳 投手
2001年ドラフト6巡目
神戸弘陵高-奈良産業大-河合楽器-中日

■通算成績
336試合 62勝 70敗 32ホールド 20セーブ 1232回1/3 867奪三振 防御率3.75

■主な獲得タイトル
最多勝利(14年)、最高勝率(14年)

※文章、表中の数字はすべて2021年12月9日終了時点

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