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日本ハムがアルカンタラ獲得、新庄剛志ビッグボス「第一印象はホージー」

2021 12/10 15:11SPAIA編集部
アリスメンディ・アルカンタラ,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

昨季は3Aで17本塁打のスイッチヒッター

日本ハムは10日、前ジャイアンツのアリスメンディ・アルカンタラ内野手(30)と契約合意したと発表した。

ドミニカ出身のアルカンタラは身長178センチ、体重77キロのスイッチヒッター。カブス時代の2014年にメジャーデビューし、同年は70試合に出場して10本塁打、29打点、8盗塁をマークした。

メジャーでは通算167試合出場で打率.189だが、昨季はジャイアンツ3Aで打率.280、17本塁打、52打点の成績を残している。2019年はメッツ3Aで打率.294、16盗塁をマークしており、守備も複数のポジションをこなすという。

アルカンタラは「日本で野球ができることが決まり、本当にうれしいです。新たな挑戦の場を与えてくれた北海道日本ハムファイターズに感謝します。いまだ日本へは行ったことがありませんが、日本でプレーをしたことのある仲間からは、とても良い国であると聞いています。野球のみならず、異国の地での全ての経験を楽しみたいと思っています。これまで培ってきた経験を活かし、力を発揮できるよう、今からしっかり準備をしていきます。必ずファイターズの勝利に貢献しますので、応援よろしくお願いします」とコメントしている。

今オフ早くも4人目の助っ人補強

日本ハムは今オフ、メジャー通算56本塁打のレナート・ヌニエス内野手とコディ・ポンセ、ジョン・ガント両投手の計3人を獲得しており、アルカンタラで早くも4人目。新庄剛志新監督を招いて話題をさらっているが、補強も着々と進めている。新庄ビッグボスのコメントは以下の通り。

「第一印象は、スワローズにいたホージーかな。打ち方、ちょっと似てない?アメリカでは三振が多いけど、全然そんなふうに見えないんだよね。ホームランも打つけど、二塁打とかをちゃんと稼いでいくタイプかも。少し前までは盗塁も結構していたし、日本ではガンガン走ってほしいな。

スイッチというのは面白い。左打席の方がしっくりきているのかな。何より大きいのは、ショートもセカンドも守れること。守りをおろそかにしないバッターは『今のファイターズに欲しい野手ランキング』の上位にいけるもんね!彼が早く日本の野球に慣れるよう、手助けすることがBIGBOSSの仕事。楽しみでしかない!」

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