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セCSファーストS第1戦、G戦16イニング無失点の阪神・髙橋遥人と巨人のエース菅野智之が激突

2021 11/6 11:00SPAIA編集部
阪神・髙橋遥人と巨人・菅野智之,ⒸSPAIA
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短期決戦でも巨人キラーの本領発揮なるか

阪神・髙橋遥人と巨人・菅野智之のインフォグラフィック


本日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ。セ・リーグでは阪神と巨人が2010年以来11年ぶりに甲子園で激突する。その時は、巨人が2連勝でファイナル進出となったが今年はどちらが制するのか。

第1戦は阪神・髙橋遥人、巨人・菅野智之の両先発が発表された。

初戦の先発を任された阪神・髙橋は今季、故障の影響もありわずか7試合の登板にとどまったが、2完封を含む4勝(2敗)を挙げ、防御率1.65の好成績。特に、巨人相手には2試合に登板して16イニング無失点に抑えている。

打者別では坂本勇人に.333(6打数2安打)と打たれている以外は、軒並み抑えている。ただ、注意したいのが丸佳浩。今季は6月に巨人移籍後初となる不振での2軍降格を経験したが、10月は18試合で打率.361、6本塁打と打棒が爆発した。対戦成績では7打数1安打5三振と完璧に抑えているが、必ずしも相性通りにいかないのが短期決戦。勢いに乗らせないためにも、きっちり抑えておきたい。

このCSでも巨人キラーぶりを発揮することができるか、その投球に注目だ。

エース菅野智之で必勝態勢

一方、巨人の先発は菅野智之。今季は19試合に登板し6勝7敗、防御率3.19。前半戦はコンディション不良に悩まされたが、後半戦は10試合中7試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、本来の調子を取り戻しつつあった。

阪神戦には3試合に先発して1勝1敗ながら、防御率は2.53、全ての試合でQSを記録するなど好相性だ。ただ、近本光司の.500(10打数5安打)を筆頭に、糸原健斗に.333(9打数3安打1本塁打)、中野拓夢に.300(10打数3安打)と、左の巧打者たちには比較的打たれていた。彼らをいかに抑え、ランナーをためないかが好投へのカギを握りそうだ。

今年のCSはレギュラーシーズン同様、「延長なし9回引き分け打ち切り」となったため、下位チームは例年以上に勝ち上がりが難しくなる。3位からの下剋上、日本一を成し遂げるためにも、初戦をエースで取ることは必須条件だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
ロッテ・佐々木朗希-楽天・則本昂大(ZOZOマリン)

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