3試合連続QS中の佐々木朗希が先発
2位ながら優勝へのマジック「5」が点灯しているロッテ。今日から本拠地・ZOZOマリンスタジアムで、最下位・日本ハムとの2連戦に臨む。
初戦の先発は佐々木朗希。2年目の今季は10試合に先発して3勝2敗、防御率2.51の好成績。特に後半戦は、5試合に登板して2勝0敗、防御率1.45。9月10日の楽天戦から3試合連続QS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、激しい優勝争いの中、好投を続けている。
前回登板した14日のオリックス戦では、6回86球5安打無失点の快投。同学年の宮城大弥との投げ合いを制し、チーム51年ぶりとなる優勝マジック点灯に貢献した。そこから中8日での登板となる。
日本ハムとは7月9日に一度対戦して5回85球8安打4失点(自責は2)で負け投手となっている。今回はその雪辱を果たすマウンドとなる。
チームは残り6試合でM5。首位オリックスの今後次第では、負けられるのは1試合のみとなる。負けられないプレッシャーの中、19歳右腕がどのような投球を見せるのか注目だ。
後半戦8戦1勝と苦しむ河野
一方、日本ハムの先発は河野竜生。前半戦は主に中継ぎとして30試合に登板して防御率1.38、8ホールドを挙げる活躍。後半戦からは先発に転向したが、ここまで8試合に登板して1勝5敗、防御率4.11と苦しんでいる。
前回登板した12日のソフトバンク戦では6回100球5安打2失点も、打線の援護なく敗戦投手となった。そこから中10日空けての登板となる。
ロッテ戦には4試合に登板(先発は2試合)して0勝2敗、防御率3.14とまずまずの成績。前回対戦した9月20日の登板では6.1回100球3安打1失点の粘投も見せるも、相手先発・石川歩の前に打線が沈黙し、黒星を喫した。
打者別の対戦成績では、荻野貴司に.500(6打数3安打)と打たれている以外は、軒並み抑えている。トップバッターの出塁をいかに封じるかが勝利へのカギとなるだろう。
最下位脱出、そして来季の躍進へつなげるためにも、チームに勝利をもたらす投球を見せたいところだ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・菅野智之-ヤクルト・石川雅規(東京ドーム)
DeNA・東克樹-中日・清水達也(横浜)
広島・森下暢仁-阪神・秋山拓巳(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
楽天・瀧中瞭太-ソフトバンク・東浜巨(楽天生命パーク)
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