広島打線にフォークを振らせたい高梨
痛恨の逆転負けでマジックを減らせなかったヤクルトは、今日22日の広島戦(神宮)に高梨裕稔が先発する。今季は11試合に登板して4勝1敗、防御率3.72と登板数は少ないが、内容は悪くない。
日本ハム入団3年目の2016年に10勝を挙げて新人王に輝き、ヤクルト移籍3年目の右腕。投球の半分はストレートだが、全体の23.1%を占めるフォークも大きな武器となっている。打線好調の広島にはそのフォークをいかに振らせるかがポイントだろう。
広島戦は今季2試合に登板して1勝0敗、防御率4.15。4月7日は會澤翼と菊池涼介に被弾、10月2日は勝ち投手になったものの西川龍馬に3ランを浴びているだけに一発には警戒が必要だ。特に9月以降、本塁打を量産している鈴木誠也に打たれるとチームを勢い付かせるため、細心の注意を払いたい。
勝てば優勝マジック2となる大事な一戦。阪神が休んでいる間に栄光のゴールに迫りたい。