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西武ドラフト2位の筑波大・佐藤隼輔「隅田投手は良いライバル」

2021 10/20 13:29SPAIA編集部
西武の潮崎哲也氏と筑波大の佐藤隼輔投手,西武ライオンズ提供
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西武ライオンズ提供

1年目の目標は新人王「将来は日本を代表する投手に」

西武からドラフト2位で指名された筑波大の左腕・佐藤隼輔投手(21)が20日、潮崎哲也編成グループディレクターの指名挨拶を受けた。

佐藤は仙台高から筑波大に進み、1年秋に首都大学リーグで3勝を挙げるなど通算10勝。しなやかな腕の振りから最速152キロのストレートとスライダー、チェンジアップを武器に大学日本代表入りした実績もある。ソフトバンク・和田毅やオリックス・能見篤史と比較されるなど高い評価を得ており、1位候補としても名前が挙がっていた。

この日は「今日あらためて、プロ野球選手としてスタートするんだなと実感しました。ドラフト1巡目で指名されることを目標にしていたので、(2巡目指名に)悔しい気持ちはありましたが、これはあくまでプロに入るまでの大学4年間の目標であり、ここからは皆、同じスタートラインに立つので、誰にも負けないように良いパフォーマンスをして活躍したいです」と気持ちを新たにした様子。1年目の目標に「新人王」を掲げ、「将来的には日本を代表するピッチャーになりたいです」と意気込みを語った。

西武は1位で4球団競合した、同じ左腕の西日本工大・隅田知一郎を指名。「隅田投手に対しては良いライバルだと思っています。指名を受けてからインスタグラムを通じて連絡を取り合いました。これから2人で高め合いながら先発ローテーションを守っていきたいと思います」とプロ生活に思いを馳せた。西武は左腕不足だけに1年目からフル回転が期待される。

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