5勝中2勝挙げている西武戦は防御率2.49の美馬
前日17日のソフトバンク戦が雨天中止となったロッテは、今日18日の西武戦(メットライフドーム)に美馬学がスライド先発する。
仕切り直しのマウンドは心身ともに調整が難しいが、美馬にとっては好都合かも知れない。というのもソフトバンク戦は今季5試合に登板して防御率6.66と相性が悪かったが、西武戦は3試合に登板して2勝1敗、防御率2.49と好成績を残しているのだ。
4月10日は7回3安打2失点、5月15日は7.2回9安打3失点、8月31日は7回4安打1失点といずれもQS(6回以上3失点以下)の好投。今季5勝のうち2勝を挙げているだけに、気持ちの上ではソフトバンクより負担は軽いだろう。
17日にオリックスが敗れたため、労せずして優勝マジックは7に減った。35歳のベテラン美馬がお得意様相手の好投で栄光のゴールへ前進させたい。
中16日の與座海人は来季見据えて先発テスト
一方、西武の先発は4年目のアンダースロー・與座海人。今季は13試合に登板して1勝1敗、防御率3.62の成績を残している。
前回1日の日本ハム戦から中16日と登板間隔が空いたが、9月は二軍戦で100球前後を投げて無失点と好投している。
ドラフトで4球団競合した西日本工大の左腕・隅田知一郎を引き当て、来季は髙橋光成、今井達也、松本航ら実績ある本格派右腕も含めたローテーション争いは激化する。消化試合でも與座にとっては重要な一戦だ。優勝を争うロッテをひと泡吹かせる好投が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
阪神・伊藤将司-広島・九里亜蓮(甲子園)
【パ・リーグ】
楽天・弓削隼人-日本ハム・加藤貴之(楽天生命パーク)
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