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オリックス山本由伸が球団記録14連勝に挑む ソフトバンクは笠原俊介に連敗ストップ託す

2021 10/9 11:10SPAIA編集部
ソフトバンク笠谷俊介とオリックス山本由伸,ⒸSPAIA
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対鷹戦3完封と好相性の山本

ソフトバンク笠谷俊介とオリックス山本由伸のインフォグラフィック


25年ぶりのリーグ優勝を狙う首位オリックスは、今日から敵地PayPayドームに乗り込んでソフトバンクとの2連戦。試合のなかった昨日に2位ロッテが敗れ、ゲーム差は2に広がった。早ければ12日にも優勝マジックが点灯する。

今日の先発は山本由伸。今季は23試合に先発して16勝5敗、防御率1.42、182奪三振と投手3冠をほぼ手中に収める圧巻の成績。現在13連勝中で、5月28日のヤクルト戦以来、負けが付いていない。月間MVPを6月、7・8月、9月と3期連続で獲得するなど絶好調だ。

ソフトバンク戦にはここまで6試合先発して5勝1敗、防御率0.76、5度のQS(6回以上自責点3以下)と鷹打線を圧倒。特に、柳田悠岐を.059(17打数1安打)、6三振と完璧に封じ込めている。

前回対戦した2日の登板でも9回115球2安打無失点の快投で、今季3度目の完封勝利を飾った。前回同様スコアボードにゼロを並べ、阪急時代に米田哲也氏がマークした球団の最多連勝記録に並ぶことができるか注目だ。

中12日で笠谷が先発

一方、ソフトバンクの先発は笠谷俊介。今季は13試合に登板(先発は9試合)して2勝3敗、防御率4.95ながら、10.72と高い奪三振率をマークしている。直近の登板となった9月26日の日本ハム戦では、5回4安打8奪三振1失点と好投した。そこから中12日空けてのマウンドとなる。

オリックス戦には今季3試合に登板(2試合に先発)して1勝1敗、防御率3.65、QSも1度記録するなど好投。ただ、紅林弘太郎に.500(2打数1安打)、杉本裕太郎に.800(5打数4安打)1本塁打と打たれている。このクリーンアップの前にランナーをためないように注意したい。

チームは現在7連敗中で、CS圏内の3位・楽天とは5.5ゲーム差と後がない状況に追い込まれている。3月以来の先発勝利をつかみ、チームの窮地を救うことができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・高橋奎二-阪神・秋山拓巳(神宮)
DeNA・京山将弥-中日・Y.ロドリゲス(横浜)
広島・高橋昂也-巨人・戸郷翔征(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・バーヘイゲン-ロッテ・本前郁也(札幌ドーム)
西武・浜屋将太-楽天・岸孝之(メットライフドーム)

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