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首位ヤクルトは4試合連続QS中の石川雅規が先発 広島は森下暢仁に3タテ阻止託す

2021 10/3 11:00SPAIA編集部
広島・森下暢仁とヤクルト・石川雅規,ⒸSPAIA
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後半戦、安定感抜群の石川

広島・森下暢仁とヤクルト・石川雅規のインフォグラフィック


セ・リーグの首位を走るヤクルトは、敵地・マツダスタジアムで広島に連勝。次カードからは本拠地・神宮球場で、優勝を争う巨人、阪神との6連戦が待ち受けているだけに、今日も勝って勢いに乗ったまま来週を迎えたい。

今日の先発は石川雅規。今季は12試合に先発して3勝4敗、防御率2.16。4試合連続でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、安定感抜群の投球を見せている。

前回登板した9月26日の中日戦では、今季チーム初の中5日で登板し、6回82球5安打無失点。首脳陣の期待に応える好投で、現役最多を更新する通算177勝目を手にした。今回はそこから中6日あけての登板となる。

広島相手には9月20日に一度対戦して、6回74球4安打2失点。持ち前の打たせて取るピッチングで凡打の山を築いていたが、5回に石原貴規と菊池涼介に連続本塁打を許し2失点。リードされたまま降板したが、チームが終盤に追いついたため、石川に勝敗は付かなかった。

今日も熟練の投球術を駆使して、チームを勝利に導くことができるか。ベテラン左腕の投球に注目だ。

後半戦未勝利の森下

一方、広島の先発は森下暢仁。今季は20試合に先発して6勝7敗、防御率3.13とまずまずの成績だが、後半戦は7試合に先発して未だ勝ち星なし。前回登板の9月26日DeNA戦では、好調のDeNA打線相手に6回105球6安打3失点と粘りの投球を見せるも、自身に勝敗は付かなかった。

シーズンも今日を入れて残り19試合。昨年に続く2年連続での二桁勝利を達成するためには、もう一戦も落とせない状況となってしまった。

ヤクルト戦には今季8試合に先発して4勝1敗、防御率1.09と好相性だ。主軸の山田哲人を.214(14打数3安打)、村上宗隆を .167(12打数2安打)に抑えているのがその要因だろう。

前回対戦した9月20日には、強力ツバメ打線相手に8回115球7安打2失点と好投。今日もその投球を再現し、7月14日以来の白星を手にしたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・戸郷翔征-DeNA・今永昇太(東京ドーム)
阪神・ガンケル-中日・小笠原慎之介(甲子園)

【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之-西武・渡邉勇太朗(札幌ドーム)
楽天・田中将大-ロッテ・小島和哉(楽天生命パーク)
オリックス・竹安大知-ソフトバンク・千賀滉大(京セラドーム大阪)

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