ロッテ戦の防御率2.43と好相性の田嶋
ZOZOマリンスタジアムで行われている首位ロッテと2位オリックスの直接対決3連戦。昨日はオリックス打線が爆発。21安打15得点で大勝し、これでゲーム差を1に縮めた。
このままの勢いで一気に3連勝といきたいオリックスは今日、田嶋大樹が先発する。4年目左腕はここまで自身最多となる21試合に先発して6勝8敗、防御率3.75。今日の登板で自己最多となる7勝目を目指す。
ロッテ戦には今季5試合に先発して2勝1敗、防御率2.43。QS(6回以上自責点3以下)を4度記録するなど、リーグダントツの521得点を誇るロッテ打線相手に好投している。前回対戦した9日の試合では8回116球を投げ、小窪哲也のソロ本塁打による1失点のみに抑えた。
直近の登板となる23日の日本ハム戦では5.1回9安打4失点。初回に近藤健介と淺間大基に適時打を許し2点を失うと、その後も3回と5回に追加点を奪われるなど粘り切れず、6回途中で降板。そのままチームも敗れ、自身8敗目を喫した。今回の登板では立ち上がりの入り方に気を付け、リズムに乗った投球でチームの勝利に貢献したい。
吉田正尚ら主軸3人を無安打に抑えている岩下
一方、ロッテの先発は岩下大輝。今季は18試合に先発して8勝7敗、防御率4.33。前半戦はチームトップの8勝を挙げたが、後半戦はまだ勝利がなく、4戦で17失点と波に乗れない投球が続いている。
だが、2軍調整を挟み臨んだ18日の日本ハム戦では、6回95球4安打1失点と好投。負け投手とはなったが、復調の兆しは見せた。
オリックス戦には今季2試合に先発して2勝0敗、2QS、防御率3.65と相性は悪くない。特に、主軸の吉田正尚、モヤ、T-岡田の3人には、合計で16打数無安打と1本もヒットを許していない。今回もこの相性通りの力を発揮し、オリックス打線を分断したいところだ。
チームは主砲マーティン離脱の影響もあり、2試合連続で2得点と打線の迫力を欠く状態。今宵も多くの得点は期待できないだけに、自身の投球でチームを勝利に導きたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・サイスニード-DeNA・宮國椋丞(神宮)
中日・大野雄大-巨人・C.C.メルセデス(バンテリンドーム)
阪神・西勇輝-広島・玉村昇悟(甲子園)
【パ・リーグ】
楽天・弓削隼人-日本ハム・金子弌大(楽天生命パーク)
ソフトバンク・杉山一樹-西武・松本航(PayPayドーム)
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