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9連勝&4連続完封のヤクルトはエース小川泰弘が通算200試合のメモリアル登板

2021 9/29 11:00SPAIA編集部
ヤクルト小川泰弘とDeNA大貫晋一,ⒸSPAIA
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通算1000奪三振も「あと19」の小川

ヤクルト小川泰弘とDeNA大貫晋一インフォグラフィック


9連勝で13試合負けなしと快進撃のヤクルトは、今日29日のDeNA戦(神宮)に小川泰弘が先発する。今季は18試合に登板し、奥川恭伸と並んでチームトップタイの8勝(4敗)を挙げており、防御率は3.79。今日がプロ通算200試合目の登板(通算83勝63敗)となる。

DeNA戦は3試合登板で1勝0敗、防御率3.18。前回22日の19回戦(横浜)では7回3安打1失点と好投しており、相性は悪くない。中6日開けて調整も万全だろう。

ノーヒットノーランをマークした昨季は5年ぶりの2桁勝利をマーク。今季も2桁は手の届くところにあり、通算1000奪三振も「あと19」に迫っている。

チームは引き分けを挟んで4試合連続完封を継続中。DeNA打線は強力だが、エースで連勝と完封を止める訳にいかない。2015年以来6年ぶりの優勝に向け、小川がエースのプライドをかけてマウンドに立つ。

意地見せたいDeNA大貫晋一

一方、DeNAの先発は大貫晋一。新日鉄住金鹿島からドラフト3位で入団して3年目の右腕は、今季18試合に登板して6勝5敗、防御率4.26。10勝を挙げて防御率2.53だった昨季にくらべると、やや物足りない成績だ。

ヤクルト戦は3試合に登板して0勝1敗、防御率3.32。前回22日のヤクルト戦は今日と同じ小川と投げ合い、7回5安打1失点と好投したもののチームは敗れた。来季につなげるためにも同じ轍は踏みたくない。

4月13日のヤクルト4回戦(神宮)では村上宗隆に3ランを浴びて敗戦投手となっている。やはり主砲に打たれるとチーム全体を勢いづかせてしまうため、今日も細心の注意が必要だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
中日・松葉貴大-巨人・髙橋優貴(バンテリンドーム)
阪神・青柳晃洋-広島・九里亜蓮(甲子園)

【パ・リーグ】
楽天・瀧中瞭太-日本ハム・伊藤大海(楽天生命パーク)
ロッテ・美馬学-オリックス・山﨑颯一郎(ZOZOマリン)
ソフトバンク・N.マルティネス-西武・浜屋将太(PayPayドーム)

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