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巨人・髙橋優貴が単独トップの11勝目狙う、広島の20歳・玉村昇悟は試金石

2021 9/23 11:00SPAIA編集部
巨人・髙橋優貴と広島・玉村昇悟,ⒸSPAIA
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阪神・秋山拓巳、青柳晃洋と並んで10勝の高橋

巨人・髙橋優貴と広島・玉村昇悟インフォグラフィック


セ・リーグ3連覇へ阪神とヤクルトを追う巨人は今日23日の広島戦(マツダスタジアム)に髙橋優貴が中5日で先発する。

今季は21試合に登板してリーグトップタイの10勝(5敗)を挙げ、防御率3.13をマークしているが、最近3試合は白星なし。勝てば阪神の秋山拓巳、青柳晃洋と並ぶハーラーダービーで単独トップに躍り出るだけに、最下位・広島相手に是が非でも白星を上積みしたい一戦だ。

広島戦は5月4日が7回1失点だったが、同19日は5.1回5失点。計2試合登板で0勝1敗、防御率4.38の成績が残っている。

ストレートは平均141.5キロとそれほど速くない。規定投球回に達している投手では奪三振は最も低い5.22だが、スライダー、シンカーをコーナーに投げ分けてプロ入り初の2桁勝利を挙げている。

残り30試合を切り、ここからは負けられない戦いが続く。無駄な失点、無駄な被安打、無駄な1球をなくして勝利をもぎ取れば、自身初のタイトルも見えてくる。

2年目の玉村は今季2勝

一方、広島の先発は玉村昇悟。丹生高から2019年ドラフト6位で入団して2年目の20歳左腕は、今季13試合に登板してプロ初勝利を含む2勝(6敗)を挙げている。

平均141.8キロのキレのいいストレートに加え、変化球はスライダー、チェンジアップ、シュート、カーブを投げる。巨人戦は8月25日に先発し、6回5安打3失点(勝ち負けつかず)。坂本勇人と岡本和真に2安打ずつを喫しており、今日も中軸を抑えないと苦しいだろう。

最下位に低迷している広島だが、坂倉将吾や林晃汰、小園海斗ら若手野手が進境著しい。投手でも玉村が成長を示す投球をできれば、来季以降の希望の光となる。巨人相手のマウンドは今後を占う意味で重要な一戦だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・石田健大-ヤクルト・サイスニード(横浜)
中日・笠原祥太郎-阪神・伊藤将司(バンテリンドーム)

【パ・リーグ】
西武・松本航-楽天・瀧中瞭太(メットライフドーム)
ロッテ・佐々木朗希-ソフトバンク・N.マルティネス(ZOZOマリン)
オリックス・田嶋大樹-日本ハム・立野和明(京セラドーム大阪)

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