中9日での先発となる秋山
首位・阪神は今日からバンテリンドームナゴヤで中日との3連戦に臨む。初戦の先発は秋山拓巳。先発予定だった17日の中日戦が台風接近の影響で中止となり、中9日空けての登板となる。
今季は18試合に先発して青柳晃洋らと並んでリーグ最多の10勝(5敗)を挙げ、防御率は2.81をマーク。前回登板した11日の広島戦では7回80球1安打1失点、7回二死で西川龍馬にソロ本塁打を浴びるまで、広島打線を無安打に抑える快投を見せた。
中日相手には今季2試合に先発して1勝0敗、防御率0.64と好相性。敵地では8月22日に1度投げ、7回90球4安打無失点と好投している。
チームは現在2位ヤクルトと1.5、3位巨人と2.5ゲーム差。ペナントレースもいよいよ佳境に入る中、これまで通り安定したピッチングを見せることができるか。
阪神戦17イニング無失点の柳
一方、中日の先発は柳裕也。ここまで21試合に先発して9勝5敗、防御率はリーグトップの2.12をマーク。前回登板した11日の巨人戦では、5.1回112球6安打2失点の粘投で白星を手にした。今日は2019年に11勝を挙げて以来、自身2度目の2桁勝利を目指して中9日でマウンドに上がる。
阪神戦は今季2試合に先発して1勝0敗。17イニングを投げ無失点と阪神打線を完璧に封じている。前回8月20日の登板では9回147球の熱投で4安打無失点に抑え、今季2度目の完封勝利を挙げた。
現在、防御率と奪三振(143)はいずれもリーグトップを誇り、タイトル二冠に向けて独走状態。さらに、勝利数でもリーグトップグループと1勝差につけている。今日はそのグループの一人、秋山との対決。投手3冠へ最多勝のライバルとなる相手との投げ合いに、負けるわけにはいかない。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・坂本裕哉-ヤクルト・スアレス(横浜)
広島・床田寛樹-巨人・山口俊(マツダスタジアム)
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