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巨人・髙橋優貴が2勝負けなし得意の燕斬りへ ヤクルトは奥川恭伸が今季初の中9日でG倒狙う

2021 9/17 11:00SPAIA編集部
巨人・髙橋優貴とヤクルト・奥川恭伸
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ヤクルト相手に3戦2勝2QSの髙橋

巨人・髙橋優貴とヤクルト・奥川恭伸インフォグラフィック


巨人は今日から東京ドームでヤクルトと2連戦、日曜日は移動日なしで甲子園での阪神戦と、変則3連戦を戦う。1位、2位との直接対決だけに、一戦も落とせない大事な週末となる。

その初戦の先発は髙橋優貴。今季は自身初の2ケタ勝利を挙げるなど先発ローテーションの軸の一人として開幕からチームを支えてきた。ここまで10勝4敗、防御率3.01の成績を残しているが、後半戦は5試合に先発して1勝1敗、防御率5.01と調子を落とし気味だ。

前回登板した10日の中日戦では、京田陽太に先頭打者本塁打を含む2本塁打を浴びるなど、序盤から失点を重ね、4.1回7安打5失点で降板。7月4日以来の4敗目を喫した。

ヤクルト戦には今季3試合に先発して2QS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、2勝負けなしと好投している。ただ、防御率3.94、被打率.276、与四球率3.94と内容は良くなく、何とか最少失点で凌いでいるのが実情だ。

粘りの投球で今回もチームを勝利に導くことができるか、進境著しい左腕の真価が問われる一戦となる。

5試合連続無四球中の奥川

一方、ヤクルトの先発は奥川恭伸。今季13試合に先発して6勝3敗、防御率3.55。6月20日の中日戦から6試合連続QSを達成するなど、高卒2年目とは思えない安定した投球を披露している。

特筆すべきは安定感抜群のコントロールだ。ここまで78.2回を投げ、与四球はわずか8個、与四球率は驚異の0.92をマーク。さらに現在、7月1日の阪神戦から5試合連続で無四球を継続中だ。

前回登板した7日の阪神戦では、7回83球2安打無失点で首位の虎狩りに成功した。そこから今季初の中9日でのマウンドとなる。

巨人とは今季、7月13日に1度対戦し、6回98球6安打3失点の粘投で、4勝目を挙げている。今日も群を抜いたその制球力で巨人打線を翻弄することができるか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
阪神・秋山拓巳-中日・大野雄大(甲子園)
広島・大瀬良大地-DeNA・宮國椋丞(マツダスタジアム)

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