則本は前回日本ハム戦で11K完封
首位ロッテを追いかける楽天とオリックスのサバイバルゲーム第3戦(楽天生命パーク)は、楽天・則本昂大とオリックス・田嶋大樹が先発する。
則本は今季17試合に登板して9勝5敗、防御率3.49。東京五輪中断明けの後半戦は雨にたたられて今日がまだ4試合目の登板だが、前回9日の日本ハム戦では毎回の11三振を奪って3年ぶりの完封勝利を挙げた。
オリックス戦は3試合に登板して2勝0敗、防御率2.49。相性は悪くないが、前回対戦の8月26日は勝ち投手になったものの、吉田正尚、杉本裕太郎、ジョーンズにソロ3発を浴びている。今日も不用意な一発には十分に注意したい。
3年ぶりの2桁勝利を挙げれば、プロ通算95勝となり、100勝の大台にも「あと5」に迫る。プロ9年目の30歳がチームの10勝一番乗りを果たせるか注目だ。
田嶋は楽天戦防御率1.08
一方、25年ぶりの優勝を狙うオリックスもこれ以上負けられない。田嶋は今季19試合に登板して5勝7敗、防御率3.88と黒星が先行しているが楽天とは相性がいい。
4月27日は7回1失点、5月15日は5回2失点、7月7日は7回無失点、8月25日は6回2失点と好投を続けており、楽天戦の防御率は1.08。勝ち星がないのが不思議だが、4試合でQS3回と安定しており、奪三振率も9.36と高い。
9月に入って3勝8敗2分けと苦しい戦いが続くだけに、チームを勢いづける快投が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
西武・松本航-日本ハム・上沢直之(メットライフドーム)
ソフトバンク・N.マルティネス-ロッテ・二木康太(PayPayドーム)
【関連記事】
・プロ野球AI勝敗予想
・山口鉄也が巨人入りした2005年育成ドラフトの答え合わせ
・歴代投手4冠達成者は?オリックス山本由伸が3部門トップ