最下位脱出へエース今永が先発
現在、最下位に低迷するDeNA。今週は巨人に2勝1分けと好発進を見せたが、昨日はヤクルトに2-9と大敗を喫した。なかなか波に乗れない状況が続いているが、今日はエース今永昇太で首位阪神相手に必勝を期す。
今永は今季12試合に先発して3勝4敗、防御率3.16、8QS(6回以上自責点3以下)をマーク。後半戦は4試合に先発してまだ勝ち星はないが、3QSと先発としての役割は果たしている。
前回登板した5日の中日戦では7回102球3安打無失点に封じるも、打線の援護なく後半戦初勝利とはならなかった。そこから中6日での登板となる。
今季、阪神相手には7月14日に1度対戦。7回107球を投げ、4安打10奪三振1失点に抑えて勝利投手となっている。今日もその相性の良さを見せ、2か月ぶりの白星を手に入れられるか。最下位に沈むチームへ価値ある一勝をもたらす好投を期待したい。
ハマスタは防御率1.93と好相性のガンケル
一方、阪神の先発はガンケル。ここまで14試合に先発して7勝1敗、防御率2.52、QSも10度記録するなど、首位を走るチームに大きく貢献している。前回登板した4日の巨人戦では、勝ち星こそつかなかったが、6.1回110球6安打3失点と、先発として最低限の仕事は果たした。そこから中7日での登板となる。
手元で動くシュート(ツーシーム)を武器に、スライダー、フォーク、カットボールを投げ分ける。低めにコントロールして凡打の山を築くのが持ち味だ。
DeNA戦は今季早くも6試合目。過去5試合で2勝1敗、防御率3.08をマークしている。桑原将志、宮﨑敏郎、オースティンの主軸3人には被打率が3割以上と打たれているだけに、要注意だろう。
横浜スタジアムは今季2試合で1勝0敗、防御率1.93と相性の良い球場。チームも敵地で広島に連勝と勢いに乗っているだけに、助っ人右腕の好投で一気に2位以下を突き放したいところだ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
中日・ロドリゲスーヤクルト・原樹理(バンテリンドーム)
広島・床田寛樹-巨人・菅野智之(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・立野和明-ソフトバンク・和田毅(札幌ドーム)
西武・渡邉勇太朗-オリックス・山﨑福也(メットライフドーム)
ロッテ・河村説人-楽天・石橋良太(ZOZOマリン)
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