ビエイラは防御率0.00、鈴木誠也は打撃3冠
プロ野球の7、8月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグはチアゴ・ビエイラ(巨人)と鈴木誠也(広島)、パ・リーグは山本由伸(オリックス)と藤原恭大(ロッテ)が受賞した。
初受賞のビエイラはクローザーとして12試合に登板し、被安打わずか2、防御率0.00で9セーブをマーク。8月31日時点でファルケンボーグ(福岡ソフトバンク)に並ぶ31試合連続無失点の外国人最長記録(9月2日に失点して32試合でストップ)に並ぶ完璧な内容だった。巨人の投手では2021年3、4月度の髙橋優貴以来、外国人投手では2017年8月度のマイルズ・マイコラス以来の受賞となった。
鈴木誠也も意外に初受賞。全27試合に出場し、リーグトップとなる打率.333、9本塁打、27打点の打撃3冠(本塁打はトップタイ)をマークした。特に8月26日の巨人戦からの5試合では、14打数7安打4本塁打10打点と固め打ちし、7、8月のチーム勝ち越し(14勝12敗1分)に大きく貢献した。広島の打者では2021年3、4月度の菊池涼介に続いての受賞となった。