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無失点続けるソフトバンク千賀滉大が楽天・則本昂大と本格派右腕対決

2021 9/2 11:00SPAIA編集部
ソフトバンク千賀滉大と楽天・則本昂大,ⒸSPAIA
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東京五輪後は復調した千賀

ソフトバンク千賀滉大と楽天・則本昂大インフォグラフィック


日本シリーズ4連覇中ながら混戦のパ・リーグで勝ち切れないソフトバンクは、今日2日の楽天戦(PayPayドーム)に千賀滉大が先発する。

昨季、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振に輝いたエースも今季はケガに苦しみ、ここまで4試合登板で3勝1敗、防御率4.22。しかし、侍ジャパンの一員として東京五輪に出場してから8月10日の二軍での調整登板を経て、18日の楽天戦で6回6奪三振無失点、25日の西武戦でも7回9奪三振無失点と調子を上げている。

平均154.7キロのストレートと同137.6キロのお化けフォークは健在。本来の調子を取り戻せば簡単には打たれない。

チームは引き分けを挟んで4連敗中。後半戦の巻き返しへ、エースの真価が問われる一戦となりそうだ。

勝てば3年ぶり2桁勝利に王手の則本

一方、楽天の先発は則本昂大。今季は15試合に登板して8勝4敗、防御率3.63と3年ぶりの2桁勝利に手の届くところまで来ている。

後半戦は雨で登板が流れたため、エキシビションマッチから中15日で登板した前回8月26日のオリックス戦が初登板だった。5.2回9安打4失点と内容は良くなかったものの勝ち投手となっている。

ソフトバンク戦は今季4試合に登板して1勝2敗、防御率5.55と相性は良くない。相手先発が千賀であることを考えても、まずは先制点を与えないよう細心の注意を払う必要があるだろう。

田中将大の復帰と早川隆久の入団で優勝候補にも挙げられていた楽天。今後はサバイバルゲームだけに、まずは眼下の敵・4位ソフトバンクを振り落としたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・山口俊-ヤクルト・石川雅規(京セラドーム大阪)
DeNA・坂本裕哉-広島・九里亜蓮(横浜)
阪神・藤浪晋太郎-中日・Y.ロドリゲス(甲子園)

【セ・リーグ】
日本ハム・河野竜生-オリックス・竹安大知(札幌ドーム)

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