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岐阜・長良川で行われたセ・リーグの首位攻防第1ラウンドは巨人が先勝した。今日1日の第2ラウンドは舞台を京セラドーム大阪に移して行われる。巨人先発は菅野智之。6回5失点で敗戦投手となった前回8月26日の広島戦から中5日での登板だ。
約2カ月ぶりの一軍マウンドで復活をかけた前回は、初回にいきなり鈴木誠也と坂倉将吾に一発を浴び、6回にも菊池涼介に2ランを喫するなど不本意な内容。結局チームも2－11で大敗を喫した。
今季は離脱を繰り返し、ここまで10試合登板でわずか2勝（5敗）、防御率3.72。ヤクルト戦は5月7日に登板して4回無失点ながら右肘の違和感で降板している。
しかし、8月19日のイースタン・リーグのロッテ戦から一歩ずつ段階を踏んでいるのは確か。今週は優勝を争うヤクルト、阪神と勝負の6連戦だけに、チームの優勝と自身の完全復活に向け、負ける訳にはいかない。
一方、ヤクルトの先発は高橋奎二。龍谷大平安高から入団6年目の今季は開幕一軍を逃したものの、6月から一軍に合流して6試合登板で2勝0敗、防御率2.55の成績を残している。
武器は左腕から繰り出す平均146.8キロのキレのいいストレート。他にチェンジアップ、カーブ、スライダー、カットボールも投げ、思い切りのいい強気の投球が持ち味だ。
今年1月に結婚した元AKB48の板野友美さんのお腹には第1子も宿っている。巨人戦は8月17日に登板して5回2失点（勝ち負けつかず）だったが、チームのためにも、産まれてくる子供のためにも、今度こそ巨人打線を封じ込む快投が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・大貫晋一－広島・玉村昇悟（横浜）
阪神・伊藤将司－中日・松葉貴大（甲子園）
【パ・リーグ】
日本ハム・D.バーヘイゲンーオリックス・田嶋大樹（札幌ドーム）
ロッテ・岩下大輝－西武・Z.ニール（ZOZOマリン）
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