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オリックス・宮城大弥が両リーグトップの12勝目&鷹戦初勝利目指して先発 ホークスは石川柊太で連敗阻止へ

2021 8/28 11:35SPAIA編集部
8月28日予告先発インフォグラフィック,ⒸSPAIA
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ソフトバンク戦初勝利なるか

8月28日予告先発インフォグラフィック


昨日から京セラドーム大阪で行われているオリックス-ソフトバンクの3連戦。初戦はエース山本由伸の完封でオリックスが制した。今日の先発は高卒2年目ながら両リーグトップの11勝を挙げている宮城大弥だ。

今季は開幕から先発ローテーション入りを果たすと、ここまで16試合に先発してわずか1敗、防御率はリーグ2位の2.01。さらに、13QS(6回以上自責点3以下)を記録するなど球界を代表するエース級のピッチングで、チーム快進撃の立役者となっている。

前回登板となった21日の西武戦では7回102球5安打無失点に抑えた。これで対西武戦負けなしの5連勝で、自身の連勝も6に伸ばした。

今季ソフトバンクとは7月11日に一度対戦し、7回114球8安打4失点だった。許した8安打のうち、柳田悠岐の本塁打を含む5安打が左打者。今季通算の左右打者別被打率を見ても、対右.170、対左が.209と左の方がやや分が悪い。左の好打者が多いソフトバンク打線とどのように相対するのか注目だ。

25日には誕生日を迎え、20歳として初めて先発マウンドに上がる。これまでよりさらに円熟味を増したピッチングで、ソフトバンク戦初勝利を狙う。

逆転優勝へ負けられない一戦

一方、ソフトバンクの先発は石川柊太。今季は19試合に登板(うち先発は17試合)して4勝8敗、防御率3.13。勝ち星には恵まれていないが、13QSを記録するなど、先発としての役割はしっかり果たしている。

前回登板した21日のロッテ戦では6.1回105球を投げ、3安打3失点。6回まで1安打10三振を奪う力投を見せるも、7回に集中打を浴び降板。チームは逆転負けを喫した。

今季オリックス戦には4月30日に1度先発して、7回105球5安打2失点に抑えている。相手先発が宮城であることを考えると、前日同様、多くの援護は期待できないだろう。残り試合が少なくなる中で、首位との直接対決で連敗は許されないだけに、石川にかかる期待は大きい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・サイスニード-DeNA・ロメロ(東京ドーム)
中日・柳裕也-巨人・戸郷翔征(バンテリンドーム)
広島・野村祐輔-阪神・村上頌樹(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-ロッテ・佐々木朗希(楽天生命パーク)
西武・今井達也-日本ハム・加藤貴之(メットライフドーム)

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