西武戦は防御率2.29と好相性
侍ジャパンの一員として東京五輪に出場したオリックス・山本由伸が今日20日の西武戦(京セラドーム大阪)に先発する。
準決勝の韓国戦で先発して以来、中15日のマウンド。五輪では初戦のドミニカ戦に先発して6回2安打9奪三振無失点と好投するなど、金メダル獲得に貢献した。日本を代表する右腕が、満を持しての登板だ。
今季前半戦は9勝(5敗)を挙げ、防御率はリーグトップの1.82。2019年に最優秀防御率、昨季は最多奪三振のタイトルを獲得しているが、意外にも勝てば自身初の2桁勝利となる。
西武戦は今季5試合に登板して2勝2敗だが、4試合でQS(6回以上自責点3以内)を記録しており、防御率2.29と好相性だ。1996年以来25年ぶりの優勝に向け、後半戦初登板で最高のスタートを切りたい。
西武先発・松本航は立ち上がりに注意
一方、西武の先発は松本航。日体大からドラフト1位で入団して3年目の今季は7勝5敗、防御率3.48とまずまずの成績を残している。
後半戦初戦となった13日の楽天戦では4.2回で102球を投げて6安打3失点で負け投手。中6日のマウンドで巻き返しを図る。
オリックス戦は4月20日、22日と中継ぎで1回ずつ投げて、いずれも1失点。防御率9.00の成績が残っている。オリックス打線は相変わらず好調だけに、まずは立ち上がりをしっかり抑えて接戦に持ち込みたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・山口俊-DeNA・京山将弥(東京ドーム)
中日・柳裕也-阪神・西勇輝(バンテリンドーム)
広島・九里亜蓮-ヤクルト・田口麗斗(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之-楽天・田中将大(札幌ドーム)
ソフトバンク・N.マルティネスーロッテ・二木康太(PayPayドーム)
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